世界のインターネット利用方法に革命をもたらした YouTube は、月間20億人以上のユーザーがおり、毎分500時間分の動画がアップロードされている。コメディアン、メイクアップアーティスト、ミュージシャンなど、今やあらゆるジャンルのクリエイターにとって必需品となった。
ブログの中で Susan Wojcicki は、YouTube の音楽業界との提携と、音楽から生み出される巨額のお金について以下のように述べていた。
“YouTube offers twin engines for revenue with advertising and subscribers, paying out more than $3 billion to the music industry last year from ads and subscriptions. We’re also partnering with artists to support and amplify their work through every phase of their career. Dua Lipa was in YouTube’s first-ever Foundry program — our initiative to develop independent music acts. Justin Bieber and Billie Eilish have built massive global audiences by directly connecting and engaging with fans on YouTube.”
「YouTube は、広告と登録者数の二つの収入源を提供しており、昨年音楽業界に30億ドル以上支払った。また、アーティストと提携して、キャリアのあらゆる段階でアーティストの作品をサポートおよび拡大している。Dua Lipa（デュア・リパ）は YouTube 初の Music Foundry （ミュージック・ファウンドリー）プログラムに参加、Justin Bieber（ジャスティン・ビーバー）と Billie Eilish（ビリー・アイリッシュ）は YouTube 上のファンと直接繋がり、エンゲージすることによって世界中に膨大なオーディエンスを築いてきた」
YouTube は現在 Google が所有しており、会計年度の収益は広告収入だけで151億5000万ドル（1兆6500億円）と発表。これは広告収入のみで、有料サービスのサブスクリプション（定額制）など、広告以外の売り上げは含まれていない。
CEO Susan Wojcicki の2020年の計画では、音楽クリエイターと音楽業界全体とのパートナーシップをさらに拡大することが含まれており、コンテンツクリエイターにより多く還元することにも努力しているとのことだ。
