新型コロナウイルスの影響が全世界に広がり、音楽フェスティバルの中止や映画の公開延期等の問題が生じている。そんなネガティブな雰囲気が漂う中、MGMT(エム・ジー・エム・ティー)Andrew VanWyngarden(アンドリュー・ウェルズ・ヴァンウィンガーデン)が新型コロナウイルスの曲をリリースして話題となっている。

事の一端は、先日ツイッター上で Charli XCX(チャーリーXCX)が、誰が最初に新型コロナウイルスの曲を書くのか、という疑問を投げかけたところから始まる。これにバンド The 1975 の Matty Healy(マシュー・ヒーリー)が反応。
 

「どのアーティストが最初に新型コロナウイルスについて歌うと思う?」

 

「正直そのせいでニューアルバムの制作が遅れてる」

 

「あなたの為にツイートしたのよ」

さらに、パロディーソングの第一人者  Al Yankovic(アル・ヤンコビック)もこの件に反応しており、「自分のレパートリーに合うかもしれないが、コロナウイルスの歌を歌うのは自分ではない」と述べている。
 

この流れに乗って、しっかり曲を仕上げてきたのが、MGMT のリーダー、Andrew VanWyngarden だった。「Oh No Corona.」という曲を制作、SoundClloud に52秒のティザーを投稿したのだ。

どんな曲かと思えば、まさかの曲調で、MGMT のメンバーから生み出されたとは思わない、テンポの速いテンション高めのユーロダンストラック。現時点ではまだ52秒しかなく、「今日全部できなかった」とツイートしているので、曲の仕上がりを楽しみに待ちたい。