フロントマンであり閉鎖病棟に入院していた経験を持つ深瀬の実体験に基づく、絶望と希望をストレートに表現した歌詞が英語で綴られている。
そして、特筆すべきは、この楽曲は今までの SEKAI NO OWARI には観られなかったダンスミュージック調のサウンドに仕上げられている点。これまでの路線とはガラリと違う雰囲気の楽曲で、Twitter で大きな話題となっている。
モーニン
— びんろうじ (@binroji00) March 31, 2020
ピリピリと刺されるような朝
今日のBGMは
SEKAI NO OWARI-dropout
ファンタジーな妄想を掻き立てながらEDMなアップテンポがクールな一曲https://t.co/lKveQe6p04#今日のBGM#SEKAINOOWARI #Dropout
セカオワの新曲最高です...。
— りょうけい (@Ryokei0608) March 30, 2020
EDMにアコギを入れるのがすごくいい。
(LINE MUSICのいいね1人目ゲット...!)#セカオワ #Dropout @SekaiNoOwariOFC pic.twitter.com/AiLu4zaF0h
2010年代前半の Avicii などのカントリーの要素や、プログレッシブ・ハウスのような要素も取り入れられており、そこにアコースティックギターを組み込むという深瀬らしいサウンドで、J-POP と EDM、双方のファンから注目される楽曲となっている。
SEKAI NO OWARI は、Clean Bandit とのコラボで知られるグローバル展開を目的とした「End of the World」プロジェクトでも知られているが、今回の楽曲がこの End of the World 名義からリリースされなかったことに驚くファンも多かった。(おそらく深瀬が書き下ろしたことが理由だと思われるが。)
しかし逆に、今作のようなサウンドをコラボではなくセカオワ単独で作り上げたことにより、彼らの可能性が更に広がったと言えるだろう。
これを機に彼らに興味を持った方のために「SEKAI NO OWARI」の前身である「世界の終わり」名義の頃から彼らの楽曲を聴き続けている筆者が、あまり知られていない名曲を3曲ご紹介したい。
Written By TAKERU SHIGYO