新型コロナウィルスはまだまだ収束する様子がない状況の中、アメリカ・ロサンゼルスに拠点を置くイベントプランナーや、パーティーやイベントなどのプロダクションデザインを手掛けるクリエイティブスタジオ会社「Production Club」が、パンデミック中でもフェスに行くための防護スーツのデザインを発表した。

Production Club は、これまで、Skrillex、Zedd、SOPHIE、Grimes といったアーティストのショーを手掛けてきている会社だ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Production.Club(@productionclub)がシェアした投稿 -


このスーツは「MICRASHELL」と名付けられており、スーツ + ヘルメットの防護服のような仕様となっている。人々が至近距離で安全に交流することを可能にする解決策として生まれたもので、クラブやフェスティバル、エンターテイメントを再開するために、人が多い中でもソーシャルディスタンスを保つことができるよう、特別に設計されているとのことだ。

体がきちんとウイルスから保護されており、制御が容易で、身に着けるのも簡単、消毒可能で、他人と距離を置くことなく交流することができるデザインとなっているとのことだ。





Production Club のスペシャルプロジェクトの責任者 Corey Johnson はこの MICRASHELL についてこう述べている。

私たちはフェスティバルやイベントは人間の経験に必要不可欠なものであると考えている。そしてその経験は素晴らしい想い出となり、私たちの生活を意味があるものにしてくれている。Coachella のような大規模なイベントは今後参加することがしばらくの間はできないかもしれない。そういったことから、革新的な解決方法を模索し、ライブエンターテイメントと人間の繋がりを持てるようにチャレンジしていくことは、とても楽しみだ。

MICRASHELL をデザインした理由の1つとして、Production Club はこう述べている。

社会的な距離を置く措置を止めるための暴力的な抗議行動や、戦略を批判する政治家、さらにはそれに従うことを拒否する市民までもが増えており、人口のより高い割合がより大きな危険にさらされている。

そのためにもこういった防護服を開発し、着用することによって外出を可能にできれば、とのことだ。

未来的でクールなデザインだが、鼻が痒くなったときや飲み物を飲むときはどうするのか、ビニル素材?の内側は息で曇らないのだろうか、と気になる点はあるものの、この MICRASHELL は詳細なディテールまで設計されており、Production Club のウェブサイトで確認することができる。

>>MICRASHELL の詳細はこちらからチェック!

 

Production Club 

Official HP
Twitter

Instagram
Facebook