米大学Duke University卒業生が Eminemのスタジオアルバム10枚を分析、最新アルバム「Music To Be Murdered By」は過去最も悲しい作品との分析結果が

アメリカ・ノースキャロライナにある Duke University の卒業生が、オーディオ分析に基づいで、世界的な人気を誇るアメリカ人ラッパー Eminem(エミネム)のスタジオアルバム10枚を評価を提供した。そしてそれぞれのアルバム毎の特徴を考察し、どの程度のポジティブさを持つかを発表した。

関連記事
>>Eminem(エミネム)がアルバム『Music To Be Murdered By』をサプライズリリース! アルバムから「Darkness」のMVも同時公開

>>
Eminem(エミネム)、故・Juice WRLDフィーチャリングの新曲「Godzilla」のMVを公開、MVラストに収録されたJuice WRLDからのボイスメッセージに涙……


Spotify から視聴できる Eminem のアルバムのデータを使い、全スタジオアルバムの全トラックをチャート化し分析(Eminem のデビューアルバム "Infinity" を除く)。
>>分析原文はこちらから!

測定方法は、楽曲ごとの音楽のポジティブさを0.0から1.0で表している。原子価音が高いほどポジティブであり(例:幸せ、笑顔、多幸感)、そして逆に原子価音が低いほどネガティブであるとしている(例:悲しい、落ち込み、怒り)。
※原子価音とは化学用語で、元素の原子価、それが化学化合物または分子を形成するときに他の原子と結合する力の尺度。


その結果、上記のチャートが示しているように、Eminem のアルバムは「一度も特に際立ってポジティブではない」ようだ。一番ポジティブであるとされる “Slim Shady LP” ですら、ポジティブさは0.66。その他のアルバムの平均値は約0.5となっている。
そして、Eminem の最新アルバム 
“Music To Be Murdered By” に至っては、Eminem のアルバムの中で最低スコアとなる0.43に……。
 


またこの分析で分かったことは、Eminemは "超高速でラップをする" と世界中で認識されているが、単語(歌詞)と音楽を比較すると、毎アルバムごとに単語(歌詞)の時間が少しづつ減少していることが判明したようだ。また、アルバム毎に人を罵る汚い用語も減少しているとのことである。

 

Eminem ファンならご存知かもしれないが、確かに Eminem の楽曲にはダークな歌詞が多い。だが逆に Eminem が自身で作り出したキャラクターで Eminem のニックネームでもあった「Slim Shady」も存在する。このSlim Shady はミュージック・ビデオも含めて "Eminem" よりも遥かに明るい。

Eminem - The Real Slim Shady (Official Video - Clean Version)​

Eminem

Official HP
Twitter
Instagram
Facebook
 

タグ

EMINEMエミネムヒップホップアルバムMusic To Be Murdered ByDuke University分析悲しいAnalysis大学生卒業生データ分析最新アルバムSpotify
More
Back to top ↑