大阪や東京といった都会では、クラブが徐々に再オープンし始めている一方で、まだ再開の目処が立っていなかったり、しばらくは営業を見合わせているクラブもまだ多くある。

そんな中、池袋にあるライブハウス「池袋Adm」が、「神奈川県のライブハウス再開ガイドライン」に沿って再オープンした場合、何人くらいのお客さんが入れるのかを検証した YouTube 動画をアップし、話題となっている。
池袋 Adm のキャパシティーは、マックス150名。そして、この神奈川県のガイドラインに沿ってお客さんを入れた場合、人と人との距離は2mを、更にステージから観客までも充分な距離を保たなければならない。このガイドラインに沿った場合、なんと会場内には最高7名しか入れないとのことだ。


池袋 Adm が Tiwtter にこの YouTube 動画をアップした所、6月2日現在で4,800いいね、3,800リツートとバズっている。

▼フル動画はこちらから!!

以前、iFLYER でもドイツのソーシャルディスタンス動画をご紹介したが、ソーシャルディスタンスを保ちながらライブハウスやクラブを営業しようとすれば、もちろん入場規制が掛かることに。このツイートには「チケット代いくらになるんだ!?」「プレミアムチケット!」等のコメントが寄せられている。

なお、池袋Admの店長 は、「動画ではふざけてますが、このガイドラインではライブハウスの営業は不可能だと思います」と語っているが、確かに街のライブハウスの中にはキャパ100人以下の小箱も多く、そういったライブハウスではソーシャルディスタンスのガイドラインを守ろうとすれば実質的に営業ができない店がほとんどだろう。

関連記事
>>【動画アリ】世界初のクラブにおけるソーシャルディスタンスイベントがドイツで開催、チケット代を値上げしても収益はコロナ以前の95%減


今後、いつになったらこのガイドラインは変更になるのだろうか……。街の小箱が潰れる前に、新型コロナウイルスが収束してくれることを願うしかない。
 

池袋Adm

Official HP
Twitter
YouTube
Facebook