アメリカ人 DJ / Producer である Bassnectar（ベースネクター）こと、本名 Lorin Ashton（ロリン・アシュトン）が、昨日 SNS を更新し「僕は自分の音楽キャリアから退く」と発表した。
  その理由は、1.5万ものフォロワーを抱える Instagram アカウント「evidenceagainstbassnectar」にあった。このアカウントには、様々な内容のものが投稿されているが、その全てが Bassnectar に対する 未成年への性的虐待疑惑 を感じさせるものばかりとなっているのだ。

中には Bassnectar の公式アカウントから来たメッセージで、本人とファンとのやりとりや、email でのやりとり、自身の体験談を匿名で投稿したものなど、63件もの投稿がある。
 
そして先週、この事態は益々大きくなり Bassnectar はファン専用の Facebook グループページにて下記のメッセージを投稿。

僕が性的違法行為をしているという噂が流れているけど、それは絶対に事実ではない。僕はもうこれ以上何も言わないよ。だってそれは事実ではない。それだけだ。僕は、合意や同意がないものに対することには、一切関わっていない。もし著名人の男性が、女性に対して暴力を振るっていると非難されたら、僕は絶対的に女性の味方だ、そして被害者と結束している。本当の虐待被害者に耳を傾け、女性を支援する全ての人々に感謝している。

そしてその後、Bassnectar は、「音楽業界から引退する」という下のメッセージを Twitter、Instagram そして Facebook へ投稿。

僕は、僕の音楽のキャリアから退く、そしてこの音楽業界で僕がいるポジションや権力などから身を引くことにした。理由は、今後と過去に起きた責任をきちんと自分で取りたいからだ。僕は、自分がもしかしたら傷つけてしまった誰かに対して、非常に慈悲の心に駆られている。どうか傷が癒えるまで、一緒に戦うチャンスをあなたがくれることを願っている。今みんなが聞いているであろう僕の噂は全て事実ではない。だけど、過去に僕がしたことで、もしかしたら誰かを傷つけてしまったのかもしれないと気が付いた。心の底から謝罪する。
今後は、僕は関与しないがこのプロジェクトを非営利な「Be interactive」へ渡し、継続して貰おうと考えている。この件に関しては、もしかしたら近い将来僕の考えをみんなにシェアするかもしれない。だけど今は……どうかお互い助け合い、みんなの将来が明るいものであるよう祈っている。

未成年への性的虐待疑惑が嘘か本当かは定かではないが、実際に被害女性たちは声を上げている。一方で、現代社会で問題視されているインターネット上での誹謗中傷は、精神的に耐えがたいものであることも事実だ。
 

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Bassnectar

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