オーストラリア・ブリスベン出身の25歳、2.2万人のフォロワーを持つ Amber Luke(アンバー・ルーク)は、過去7年の間に200個以上のタトゥーを体に彫り、目玉にまでタトゥーを入れ、舌をドラゴンの様に半分に割くスプリットタンと呼ばれる身体改造施術を行ってきた。彼女は舌が裂けていることから、自らを「 Blue Eyes White Dragon(青い目の白いドラゴン)」と名乗っていることで知られている。

聞くだけで痛そうではあるが、目玉のタトゥーを入れた後、彼女はなんと3週間もの間、目が見えなくなっていたという。現在は視力は戻っているそうだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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Amber Luke は、15歳の時に重度のうつ病と診断された。16歳になり彼女は初めてのタトゥーを入れた。出演するドキュメンタリーでは、その時の気持ちを Amber は「ネガティブなエナジーを放出しているように感じられる」と表現している。

それ以来、Amber はタトゥーを入れ続けており、最終的には頭から足の先まで、全身にくまなくタトゥーを入れたいとも語っている。また、彼女はタトゥーを入れたことで自信がつき、自分自身が誰なのか確信が持てたそうだ。

▼My Eyeball Tattoos Blinded Me – And I Don’t Regret It | HOOKED ON THE LOOK​

昨年10月、彼女は目玉(白い部分)にブルーのタトゥーを入れた。きちんとした施術であれば目が見えなくなることは全くないそうだが、タトゥーアーティストが、目玉の深過ぎる部分にタトゥーを入れてしまったため、彼女は3週間もの間、目が見えなくなってしまったとのこと。

▼タトゥーを入れる前の Amber Luke

▼タトゥーを入れた後の Amber Luke

そして、彼女は上記のドキュメンタリーでこの様に語っている。

私が今言えることは、私は自分自身で選んでこういう見た目にしたということ。そして、誰もがみんなそれぞれの意見を持っている。誰もが何が美しいのか、それぞれの意見を持っているし、それをみんなわかっている。だって様々な文化がある。例えば、耳を伸ばしたり、首を伸ばしたり、唇を伸ばしたりする文化もあるでしょう。それは、それぞれの様々な考え方なのよ。美しさの基準はそれぞれ違うし、皆違った意見を持っている。でもそれでいいのよ、だって私たちは人間なんだもの。
だけど……将来……体を改造したり、タトゥーを入れたときに世界がもう少し開放的で……寛容な態度であってくれたらいいなと思うわ。タトゥーは少しづつ仕事場などでも認められつつあると思う。だけど、体を改造したりすることを受け入れてもらうにはもう少し時間がかかると思う。


世界には様々な意見を持ち、自分とは違った意見や感覚を持っている人がたくさんいる。彼女にとって、精神的な病から抜け出す方法がタトゥーだったのであれば、他人がなんと言おうが、それは彼女にとって素晴らしい薬だったのだろう。

彼女自身は YouTube チャンネルを持っていないようだが、彼女についてのインタビューはYouTube に多数アップされている。それだけ彼女が注目を浴びる存在であることは間違いない。

▼現在のAmber Luke