東京を中心に活動し、YOSHIMASA 主宰のクルー「TCPT」のメンバーでもある DJ/Producer の AKI-HIRO が、Intensity Recordings から新 EP である Intensity Recordings & AKI-HIRO Presents『Nights In Japan』をリリースする。

AKI-HIRO は、2008年、18歳で本格的に DJ 活動をスタートし、当初は Trance シーンで活躍していたが、その後20歳でレジテントパーティーを持つようになり、。現在では新木場 ageHa、Warp Shinjuku といった都内の主要クラブを中心に、Bigroom を中心とした DJ/Producer として活躍している。
様々なビッグアーティストとの共演してきており、また2018年の Tomorrowland では 彼の曲がプレイされ、大きな話題を呼んだ。更に2019年には Ultra Korea に出演、今年2020年2月にはダンスミュージックシーンの重鎮・Hardwell の主宰する Revealed Recordings からのリリースを果たし、10年以上のキャリアの上で培ってきたそのセンスと実力をメキメキと発揮している、今東京で最も勢いのある DJ の1人である。
 
今回、大手レーベルからもリリースする先鋭アーティストたちが多数リリースしてきた「Intensity Recordings」から AKI-HIRO が新たにリリースするIntensity Recordings & AKI-HIRO Presents『Nights In Japan』は、全てコラボレーショントラック。
コラボ相手となるアーティストたちは、Hardwell のレーベルである Revealed Recordings や W&W のレーベルである Rave Culture からリリースしてきている要注目のアーティストたちなので、才能と才能が混ざり合い、どのようなトラックへと昇華されているのかを確認して欲しい。

今回は、そんな AKI-HIRO に独占インタビューを行った。AKI-HIRO のファンばかりでなく、世界のダンスミュージックシーンで活躍したいという野望を持った若手 Producer たちも必見の内容となっているので要チェックだ。
 

1. 新EP、Intensity Recordings & AKI-HIRO Presents『Nights In Japan』は、全てコラボトラックで構成されるEPとなるとのことですが、コラボレーションしたアーティストとのエピソードがあれば教えてください。

今回、OUTRAGE、TBR、NAEMS、Stefan Bors、THRML、DRIIIFT と一緒に制作しましたが、彼らとは以前からお互いに曲をサポートし合ったりして仲が良かったので、彼らと一緒に僕の EP を制作できて嬉しかったのがまず1番です。
日本と海外だと時差があるため、彼らに時間を合わせて Skype でビデオ通話しながら作業していたのでずっと寝不足続きだったのも良い思い出です。(笑)
ただ、毎日作業するのが楽しみで、夢中になって寝る時間を忘れるくらいでした!


2. 自粛生活の中で作られた作品であるとのことですが、その中で曲作りのモチベーションを保ったり、クリエイティブなインスピレーションを得るために心掛けていたことはありますか?

曲を作っているときは、常に DJ をしている自分を頭の中に想像して、クラブでみんながジャンプしたり、手を上げてフロアが1つになっているところをイメージしています。あとは過去の自分が Play しているビデオを見て、気持ちを奮い立たせたりしてモチベーションを保っていました。

曲を作るときはいつもドロップから作っているんですが、突然舞い降りてきたメロディだったりキーボードを弾いていたら良いアイデアができたりというきっかけが多いです。息抜きに映画を見たりしていてインスピレーションを受け、アイデアが浮かぶこともあります。
何より1番大切にしていたのは常にポジティブでいることですね。


3. Intensity Recordings & AKI-HIRO Presents『Nights In Japan』の魅力について、プロデューサー本人として気に入っているポイントは?
各アーティストの個性や特徴が活かされていて、Bigroom と言っても Trance や Psy Trance、HardStyle などの要素を取り入れた曲まで幅広く作っているので、色んな Bigroom を楽しんでもらえると思います!


4. Trance の DJ として活動をスタートし、その後 Bigroom シーンで活躍するようになった経緯は? またBigroom の魅力とはどのような点にあると思われますか?

小学生の頃から Trance を聴いていて、2008年、18歳の時に DJ として活動をスタートしました。
それから数年経ち、Trance から Electro House を Play するようになって、当時一緒にパーティをやっていて既に海外のアーティストとコラボしたりしていた仲間の1人から「これからは EDM の時代が来るよ!」って言われたのが EDM を聴こうと思ったキッカケですね。
それで YouTube で色々見ていた時に、僕を Bigroom の DJ へと導いてくれたのが Hardwell でした。
確か ULTRA MIAMI の動画を見たときだったと思うのですが、彼の曲や Play スタイルが本当に衝撃的で、それから Bigroom をとにかく聴いて、色んなアーティストを探しては聴いて……を繰り返していましたね。

Bigroom の魅力は Trance の DJ をしていたというのもあるのかもしれないですけど、やっぱり個人的に Trancy なリードの音が本当に好きですね。
あとはパンチのあるキックとベースの迫力だったり、メロディも複雑なものからシンプルなメロディまで本当に色んな音があります!


5. Ultra Korea への出演や、Revealed Records 等海外レーベルからのリリースと、日本だけではなく海外でも活躍されていますが、世界で活躍するためにアーティストに必要なこととはどんなことだと考えていますか? ご自身の経験も交えて教えて下さい。

やっぱりコミュニケーションをしっかり取れることが1番大切だと思います。
英語が話せなかったら海外レーベルからリリースもできないし、海外アーティストとコラボレーションもできないですし。
その上でレーベル、アーティストたちとの信頼関係をしっかり築くことはとても重要ですね。
そういう意味では多分僕は日本語でやりとりするよりも英語でやりとりしている時間の方が長いと思います。(笑)
でもそれくらいコミュニケーションは大切にしていますね。
あとは一期一会を大切にしています。
これは実際に振り返ってみて思ったのですが、数年前までは海外とのコネクションなんてなかったんですが、友達が友達を紹介してくれて、というのを繰り返していたら今に至っていました。
いつどのようにチャンスが巡ってくるかわからないけど、常にチャンスを掴みに行く気持ちは絶対に必要だと思います!


6. 今後の活動、やってみたいことについて教えて下さい。
1つは最近新たに始めた「Rave Nation Radio」というポッドキャストを毎月第2・4週の金曜日に Facebook や MixCloud で公開しています。
まずは継続して新曲や旬な曲を紹介したり、ゲスト DJ の Mix を公開したりして、色々と発信していきたいと思います。

あとは僕はボスである YOSHIMASA が主宰するパーティクルー「TCPT」のメンバーです。皆に楽しんでもらえるパーティを YOSHIMASA さんをはじめ、チームの皆とこれからも作っていきたいと思いますので、ぜひ「TCPT」に注目して欲しいです!
また、これから大型のコラボレーションを控えていて、そちらも早く完成させて皆さんに披露したいと思いますので、楽しみに待っていて下さい!
これからも応援宜しくお願い致します!


AKI-HIRO

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