アメリカの大リーグ(MLB)が7月末から約4か月遅れて開幕した。新型コロナウイルスの影響もあり、メジャーリーグは現在無観客で試合を行っている。だが、無観客では選手たちのモチベーションが上がらないだろうということで、観客として「テディベア」そして「パネルの人間」が観客代わりに設置されている。
▼テディベアとパネルの観客実際の映像
そんな中、先週木曜に開催された、アリゾナ・ダイヤモンドバックス VS. オークランド・アスレチックス の試合中、アリゾナ・ダイヤモンドバックス の Ketel Marte(ケテル・マルテ)選手のバットから撃たれたファウルボールが不運にも観客として座っていた1匹のテディベアの顔面に直撃してしまった。
▼実際の様子がこちら。
その後、テディベアは頭に包帯を巻かれ、翌日の試合にも観客として無慈悲に駆り出されている。
cc: @MLB @Cut4 pic.twitter.com/XVKBBnhXfA — Oakland A's (@Athletics) August 21, 2020
テディベアがスポーツシーンに駆り出されるのは大リーグに限らず、アメリカアイスホッケー(NHL)のゲームでも、テディベアが氷の上に投げ込まれるという恒例のジョークもある。ちなみにアイススケート、羽生結弦選手が滑った後は、毎回大量の「くまのプーさん」がリンクに投げ込まれ、氷上が黄色に染まることでも有名だった。(※現在は全面禁止)。そう考えると、くまとスポーツは切っても切れない縁なのかもしれない……世界中のクマさんたち、お疲れ様です。テディベアは少し息苦しさを感じていましたが、脳震盪でないことを確認し、今夜の試合には参加することができます。テディベアのお隣に座っている方は、万が一のためにヘルメットを用意しています。