先日9月8日は、世界的大スターだった故・Avicii(アヴィーチー)の31回目の誕生日だった。日本でも InterFM897「POWER OF MUSIC ~音楽の力~」にて "最初で最後のジャパン・ツアー" のライブ音源が初公開され、更に Ultra Music Festival 2016 でのアイコニックなライブ映像も公開された。多くのファンがツアーの思い出や Avicii への想いに涙しながら耳を傾けていたことだろう。

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アメリカでは、衛星ラジオ番組「SiriusXM」と「Tim Bergling Foundation」がタッグを組み Avicii の誕生日を讃え、更に世界自殺予防デーにちなんだ「BPM Presents: Avicii Birthday Tribute for Mental Health Awarenessの放送が行われた。このラジオで放送されたセットは2016年のもので、まだ世に出ていない、誰も聴いたことのないエクスクーシブなセットだった。(※衛星ラジオのため日本からは視聴できなかった)


それに伴い、Avicii の父親である Klas Bergling(クラス・バーグリング)が、独占インタビューに応じ、Tim の人生と音楽そして、Tim Bergling Foundation のミッションである「自殺防止」そして「精神疾患」に対するイメージの改善について答えた。

▼Klas Bergling on Avicii's Mental Health​

※上の YouTube ビデオは英語のみとなっているので、下が一部を翻訳したものとなる。

心の病は多くの場合、うつ病と繋がっている。そしてそのうつ病を患っている人は、目を見てわかるし、声に出して言いたくなる程に感じるよ、「この人には治療が必要だ」と。
しかし Tim は、公式の場では一切そういったサインを見せなかった。でも、我々家族はもちろん Tim の状況を知っていた。2度ほど Tim は自殺を試みて、家族と彼のマネージャーとで止めたんだ。そういったことから、我々や Tim のマネージャーは何度も何度も非常に彼のことを心配していた。
多分皆は「それならば、なぜ何もしなかったのか?」と思うかもしれない。だが、これは胸を張って言える。僕らはたくさんの治療等を彼にした。でも、Tim はいい大人だ。それも非常に大切なことで……。彼は、彼自身の決断をした。僕らは彼を止めることができなかった。それから彼は、そんな状況でも常に音楽を作り続けていた。とても変わった環境だった。僕は、言いわけをしているわけではもちろんない。しかしあの時は……本当に……全てが……複雑に入り組んでいたんだ。

 

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