HuffPost によるとエンターテイメント界で活躍した人物の名前が彫られた2,000以上の星型のプレートが路上に埋め込まれている観光名所、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームにあるドナルド・トランプ前大統領の星形プレートをつるはしで破壊しようとしたとして、Twitter で「非暴力的な活動家」を名乗る James Otis が逮捕された。

James Otis は「トランプによる所得格差を拡大するような政策と、この大統領が我々のアメリカの生活様式に与えた甚大な被害を浮き彫りにする」ためにドナルド・トランプ前大統領の星形プレートを攻撃したと声明を出しているとのことだ。
 

既に James Otis は刑務所から釈放されていると広報担当者は HuffPost に語っている。

なお、James Otis は2016年以来、三度に渡ってドナルド・トランプ前大統領の星形プレートの破壊を試みており、New York Daily News によると、James Otis は今月初めには Hulk のコスプレをして星形プレートを破壊しようとしていたという。
 

James Otis はドナルド・トランプ前大統領の星形プレートへの襲撃の後で以下のように語っている。

「僕はドナルド・トランプを全く憎んでいない。

僕はただ、彼の言うことやすることに同意していないんだ」


この星形プレートへの攻撃の後、James Otis は地方自治体から星形プレートへの損害を与えたとして4,400ドルの賠償金の支払いを求められている。

ドナルド・トランプ前大統領は、2007年にハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムの星形プレートに掲載されたが、2016年に大統領選に立候補して以来、彼の星形プレートは多くの攻撃の対象となっており、James Otis のような破壊行為のほか、卍(鉤十字ではなく)のスプレーペイント等の落書き、排尿、犬の排便等の攻撃を受けている。