アメリカでは新型コロナウイルスワクチンの予防接種が開始されたものの、全米約3億2800万人の全ての人々が タイムリーに接種するためには、現在よりもっと効率よく迅速に進める必要がある。

それについて、コンサート業界がこれまでに培ってきたコンサート運営をスムーズに行うためのロジスティクスや専門知識を新型コロナウイルスワクチンの予防接種に活かせないかという声が上がっており、アメリカ・リバーサイド郡がそこに注目しているとのことだ。

地方紙の The Desert Sun は、リバーサイド郡のスーパーバイザーである V. Manuel Perez 氏が、Coachella と Stagecoach music festivals を主催する会社 Goldenvoice と共に、Goldenvoice の持つ専門知識を活用し、集団予防接種の会場を設営することについて話し合っている」と述べたと報じている。

V. Manuel Perez 氏は、3週間前に開かれた監督委員会の会議にて「私たちはか彼ら(Goldenvoice)がコンサートで何ができるか、行われる全てのロジスティクスと計画を知っている」と述べたとのことだ。

現在までに、ディズニーランドやドジャースタジアムといった大規模な会場が新型コロナウイルスの集団予防接種のための会場として既に計画されているため、Coachella 会場である Empire Polo Club が次なる集団接種会場として指定されてもなんら不思議はない。