昨年、新型コロナウイルスの世界的なパンデミックとなり、その後世界は大きく様変わりした。
その中の一つとして、貨幣に対する価値も挙げられる。現在では以前よりもビットコインをはじめとする仮想通貨の価値が世界的に上昇し続けており、世の中に浸透してきているように見受けられる。

そんな中、今年4月に再開したマイアミのナイトクラブ E11even では、クラブへの支払い時に、ビットコイン、ビットコインキャッシュ、リップル、ドージコインの4種類の仮想通貨が使用できるようになったとのことだ。

E11even の運営パートナーである Gino LoPintox は、以下のように述べている。

今が非常に適切な時期だと感じている。
仮想通貨市場は急速に拡大しており、グランドリニューアルオープンの準備が整った。

常連客は、予約を入れるた際に請求を仮想通貨で支払うことができるようになり、ボトルやテーブル等のサービスに対して仮想通貨で支払うための QR コードが送られるとのことだ。予約を入れずにクラブに来ている場合でも、希望すれば仮想通貨を使用することも可能であるという。

E11even はフロリダにおいて最も高い売上を誇るナイトクラブの一つであり、支払い手段として仮想通貨を取り入れることにより、その地位がさらに向上する可能性があるとのことだ。
この動きは、マイアミ市長である Francis Suarez によってサポートされているとのことで、市長はマイアミを「クリーンなビットコインのマイニングの源」にすることを目指している、と Biz Journal が報じている。