スウェーデン・ストックホルムに構える、キャパシティー 16,000人を誇るアイコニックなコンサート/スポーツ会場の「Stockholm Globe Arena」が、世界的に成功を納めたスウェーデン出身のミュージシャン、故 Avicii(アヴィーチー)への敬意を示し、コンサート会場の名称を「AVICII Arena(アヴィーチー・アリーナ)」に改名したことが発表された。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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スウェーデンでは「Globen」と呼ばれ親しみを持たれていた現「AVICII Arena」は、1989年にオープンしており、Avicii が生まれた年もまた1989年である。「AVICII Arena」はスウェーデン国内で最大の収容用人数を誇る会場の1つで、Avicii は2012年に同会場にてコンサートを開催、会場を超満員にしている。

▼ AVICII - Levels Live 2012 (Avicii Arena Stockholm)​

Rappler によると、Avicii の父親である Klas Bergling(クラス・バーグリング)は「息子にとって、この会場でコンサートをすることが、1つの重要な中間目標地点​だった」と語っている。更に Klas Bergling は、息子の精神疾患が公になったことで、メンタルヘルスに対する問題が(良い意味で)世に広まった、と語っており、更に会場名を「AVICII Arena」へと変更することにより、若い世代の人々がメンタルヘルスへの意識を高めることを望んでいるとのことだ。


「AVICII Arena」を運営する Stockholm Live の総支配人 Andreas Sand(アンドレアス・サンド)は「新型コロナの影響もあり、多くの人々がメンタルヘルス上の問題を引き起こしており、また音楽業界をも壊滅的な状態にしてしまったが、音楽業界が長いパンデミックから抜け出し始めている "今" 、AVICII Arena と改名したことはとてもタイムリーだ」と語っている。

▼ Welcome to Avicii Arena​
 

Avicii

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