今年解散を発表した Daft Punk(ダフト・パンク)について、音楽ジャーナリスト/作家の Ben Cardew が執筆した本が今年9月にリリースされる。
この本のタイトルは「Daft Punk’s Discovery: The Future Unfurled」で、Daft Punk の25を超えるインタビューと未発表のインタビューが収録される他、Daft Punk のアルバム『Discovery』について、そしてこの『Discovery』がなぜこれほど象徴的なものとなったかについて等が詳しく解説されるという。

Velocity Press

Ben Cardew は DJ Mag にこの本について次のように語っているとのことだ。

『Discovery』について、私は現在、アルバムに関する本を執筆中だ。(今夏、Velocity Pressから発売予定)ダンス・ミュージックにソフト・ロックを導入し、オートチューンを普及させ、Kanye West(カニエ・ウエスト)にロボットボイスをもたらし、ダンス・ミュージックをミニマリズムから遠ざけ、輝くデジタルマキシリズムに激しい賛同を示した。過去20年間で最も重要なアルバムの一つであると言っても過言ではないだろう。

この本は、かなり以前より執筆が準備されていたが、Daft Punk の解散のため、Ben Cardew は本を書き直し、調整せざるを得なかったという。新たな発売日は今年9月だが、事前予約すると1ヶ月早い8月に入手できる上に、本に購入者の名前が印刷されるとのことだ。

今のところ、日本語版の発売に関しては発表されていないが、英語が堪能な Daft Punk ファンはぜひ読んでみてはいかがだろうか?

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