アメリカ・ネバダ州では、2017年から大麻が合法化となったが、以前は娯楽目的でマリファナを公に楽しめる合法的な場所はなかった。しかし、新たな法律が制定予定となっていることにより、2つタイプの新たなマリファナに関するライセンスが作られたとのことだ。
一つは「マリファナショップ + マリファナが楽しめるラウンジ(持ち帰り可)」もう一つは「マリファナを楽しめるラウンジ」だ。

ラスベガス市内にあり、敷地内にいくつかのレストランもある巨大なショッピングセンターにして最大の薬局である「プラネット13」では、この法律が可決され次第、マリファナ・ラウンジを作る準備があると発表している。

この法案を議会に提出した Steve Yeager 下院議員は、以下のように述べている。

Sisolak 知事が AB341 の法律に署名したことを嬉しく思う。消費ラウンジは、ついに観光客と地元の人々がマリファナを安全に消費するための合法的な場所を提供する。
このマリファナラウンジは、ネバダ週の中小企業経済を成長させ、何百ものっこ用を創出するのにも役立つ。更に、マリファナラウンジは、世界のエンターテインメントの中心地としてのラスベガスの地位を更に固め、大麻観光の目的地としての地位を強固にすることだろう。

ここ日本でも大麻由来成分の CBD が注目を集めており、世界的に見ても特に医療方面からの注目が集まるマリファナ ・ビジネスは、今となっては昔のようなマフィア絡みのダークなイメージから、クリーンでヘルシーなイメージへと脱却を果たそうとしている。

だが一方で、日本では使用罪が創設されようとしており、更にマリファナ観光で有名だったアムステルダムも、近年では大麻ツーリズムからの撤退を表明している。
ラスべガスのこの新たな法律が、果たして吉と出るか凶とでるか。世界有数のエンターテインメント都市におけるマリファナ・ビジネスの発展に、世界からの注目が集まっている。