徳島県三好町池田町にある三芳菊酒造株式会社とオンキヨー株式会社が共同開発した「加振酒」が、現在クラウドファンディングを開催している。
「加振酒」とは、オンキヨー株式会社が開発した加振器 「Vibtone」の技術を日本酒の仕込みに用いた日本酒で、第一弾はモーツァルトを聞かせた日本酒
となる。

このクラウドファンディングでは、モーツァルトを聞かせた加振酒との違いを飲む比べてもらうため、クラウドファンディングを利用して支援者に返礼品として加振酒の飲み比べセットが送られるとのことだ。
クラウドファンディングは、Makuake にて2021年7月30日まで募集中。
今回の日本酒は「加振酒プロジェクト”壱”ICHI 」として、徳島県産山田錦を100%使用した、精米歩合は70%の米と米麹だけの純米酒となる。米だけで造っているからこそ、米本来の旨味、ふくよかなお米の香りが楽しめるとのことだ。
第1回目の仕込みは4月よりはじまり、2本の日本酒ができあがった。
音楽はオンキヨー株式会社ハイレゾ配信サイト e-onkyo で配信中で、演奏法にもこだわったモーツァルトの国内ライブ音源となる。タンクに設置したマイクで細かな分析値とともに、化学的に解析すると同時に、支援者にはこの2本の日本酒の味わいを試してもらうプロジェクトとなる。

加振器(Vibtone)は、振動を利用して音を出すもの。通常のスピーカーでは振動板を振動させることで音を出しているが、水や湿度が高い環境下での使用には適していない。加振器はパネルなどを振動させることで音を発生させるので、浴室、キッチン、あるいはインターフォンなど防水性、気密性が必要な空間でも設置・音を鳴らすことができる。

今回の研究においても、防水性、気密性を保持した状態でも適切に振動を加えることができる。加振器はスピーカーと違いタンクに直接振動を与えることで、内部の醪に均一に音楽を届けることができる。また、モーターで振動を発生させる単なる振動と異なり、音楽を振動に変換できることで、夢のある商品が生み出せると考えられているとのことだ。

三芳菊酒造は創業明治22年という歴史のある蔵。蔵のある徳島県の阿波池田は四国の中央に位置し、日本三大河川のひとつ吉野川の上流で、北は阿讃の山並・南は剣山山系の連峰にいだかれた、酒造りに最適の寒冷な地域である。徳島県上勝町棚田 阿波山田錦、徳島酵母、徳島の水を使用し丁寧に醸したお酒となる。 地酒というものは地域社会に根ざしたもので、三芳菊では原料米のほぼすべてを地元の契約農家の手によって作られたものを使用しているとのことだ。三芳菊酒造が使用しているタンクは4500L のホウロウ製で、古いものなので設計図面等がなかったため、オンキヨー株式会社がベストな加振ができるようにタンクを採寸し、加振器マウントを新規に作成。測定段階でホウロウタンクとの相性がよく、今回特別な処理をせずに好条件で加振が行えた。
三芳菊酒造株式会社
HP: https://miyoshikiku.shop/
〒778-0003 徳島県三好市池田町サラダ1661 TEL 0883-72-0053 FAX 0883-72-1158

今回の企画は徳島県産山田錦100%の純米酒でおこなわれた。精米歩合は70%、あまり磨いていないお米だが、この精米歩合にした経緯として、次のような事前の試みがあったという。
三芳菊酒造のすでに出来上がった日本酒の中から、まずは「精米歩合の割合」で何点か選び、加振後の味わいの変化を簡易調査。
「精米歩合の割合は40.50.60.70」
加振実験の結果の官能検査では、精米歩合70%の純米に一番変化が出たという。それも味わいがまろやかになり、酒質のアップが感じられるような結果になった。この加振は発酵中におこなったものではないため、直接仕込みとは関係無いが、この結果、あまりお米を磨かない純米の仕込みでやってみようということになったとのことだ。

精米歩合70%の山田錦、総米600キロの仕込みで行われた。酒母は速醸酒母で、酵母は三芳菊酒造で通常使用している徳島酵母を使用。酒母は1本立て、それを2分割して使用したという。
もろみの仕込み直後よりネットでオンキヨー株式会社とつながったパソコンにより、加振をコントロールし、上槽まで途切れなく音を流した。
結果から言えば、この2本は明らかにちがった結果となり、 もろみ初期の段階から、加振しているもろみが発酵が進み、元気な状態になったとのことだ。これは振動により、麹の溶解が促進され、糖化が進み、発酵が活発になったものと思われる。加振酒は、「濃厚で味わいが深く米の味を強く感じる」味わいとなった。
日本酒のもろみの状態は BMD 曲線というグラフで見るが、グラフは加振したもろみとの差異が見られる。このため4日目くらいから早くも発酵に差が現れ、その差は最後まで続いた。
加振したもろみはお酒の業界では、前急型といい、早めの発酵をしているということになる。ただ、吟醸などの例もあるように、発酵がどんどん進む方が良いとは限らない。ゆっくりと時間をかけて、糖化、発酵することで美味しいお酒ができることもある。冷蔵庫内2本並んだタンクで同日、同じ仕込配合、温度で仕込む。4月20日留仕込。音ありのほうがもろみ前半(15日目ごろまで)麹と酵母が活発で麹の溶けと酸度のでるスピードが速かったとのことだ。
下の飲み比べセットでは、同じ条件で同時に仕込んだお酒の飲み比べを試すことができる。
・加振ありver 純米 日本酒 720ml
・加振なしver 純米 日本酒 720ml
製造年月日:2021.6
原材料名:米(徳島県産)・米麹(徳島県産米)
精米歩合70% 山田錦100%使用
アルコール分15度
一般販売価格 8,000円(税込・送料込)
超早割37%OFF「飲み比べセット」5,000円 限定200名
(三芳菊×オンキヨー株式会社コラボバッチ付)
超早割28%OFF「飲み比べセット」限定ボトルカバー付き6,400円 限定200名
(三芳菊×オンキヨー株式会社コラボバッチ付)
「加振酒」とは、オンキヨー株式会社が開発した加振器 「Vibtone」の技術を日本酒の仕込みに用いた日本酒で、第一弾はモーツァルトを聞かせた日本酒
となる。

このクラウドファンディングでは、モーツァルトを聞かせた加振酒との違いを飲む比べてもらうため、クラウドファンディングを利用して支援者に返礼品として加振酒の飲み比べセットが送られるとのことだ。
クラウドファンディングは、Makuake にて2021年7月30日まで募集中。
>>「加振酒」クラウドファンディングはこちらから
創業明治22年、徳島県の蔵元である三芳菊酒造株式会社が日本酒の仕込みの最初から終わりまでを、オンキヨー株式会社のネットワークによりコントロールし、全く同一の仕込みで、加振器 「Vibtone」で振動を加えたものと、加えていないものを同時に醸造。今回の日本酒は「加振酒プロジェクト”壱”ICHI 」として、徳島県産山田錦を100%使用した、精米歩合は70%の米と米麹だけの純米酒となる。米だけで造っているからこそ、米本来の旨味、ふくよかなお米の香りが楽しめるとのことだ。
第1回目の仕込みは4月よりはじまり、2本の日本酒ができあがった。
音楽はオンキヨー株式会社ハイレゾ配信サイト e-onkyo で配信中で、演奏法にもこだわったモーツァルトの国内ライブ音源となる。タンクに設置したマイクで細かな分析値とともに、化学的に解析すると同時に、支援者にはこの2本の日本酒の味わいを試してもらうプロジェクトとなる。
オンキヨー株式会社開発加振器「Vibtone」とは

加振器(Vibtone)は、振動を利用して音を出すもの。通常のスピーカーでは振動板を振動させることで音を出しているが、水や湿度が高い環境下での使用には適していない。加振器はパネルなどを振動させることで音を発生させるので、浴室、キッチン、あるいはインターフォンなど防水性、気密性が必要な空間でも設置・音を鳴らすことができる。

今回の研究においても、防水性、気密性を保持した状態でも適切に振動を加えることができる。加振器はスピーカーと違いタンクに直接振動を与えることで、内部の醪に均一に音楽を届けることができる。また、モーターで振動を発生させる単なる振動と異なり、音楽を振動に変換できることで、夢のある商品が生み出せると考えられているとのことだ。
三芳菊酒造での醸造

三芳菊酒造は創業明治22年という歴史のある蔵。蔵のある徳島県の阿波池田は四国の中央に位置し、日本三大河川のひとつ吉野川の上流で、北は阿讃の山並・南は剣山山系の連峰にいだかれた、酒造りに最適の寒冷な地域である。徳島県上勝町棚田 阿波山田錦、徳島酵母、徳島の水を使用し丁寧に醸したお酒となる。 地酒というものは地域社会に根ざしたもので、三芳菊では原料米のほぼすべてを地元の契約農家の手によって作られたものを使用しているとのことだ。三芳菊酒造が使用しているタンクは4500L のホウロウ製で、古いものなので設計図面等がなかったため、オンキヨー株式会社がベストな加振ができるようにタンクを採寸し、加振器マウントを新規に作成。測定段階でホウロウタンクとの相性がよく、今回特別な処理をせずに好条件で加振が行えた。
三芳菊酒造株式会社
HP: https://miyoshikiku.shop/
〒778-0003 徳島県三好市池田町サラダ1661 TEL 0883-72-0053 FAX 0883-72-1158
純米酒を選択

今回の企画は徳島県産山田錦100%の純米酒でおこなわれた。精米歩合は70%、あまり磨いていないお米だが、この精米歩合にした経緯として、次のような事前の試みがあったという。
三芳菊酒造のすでに出来上がった日本酒の中から、まずは「精米歩合の割合」で何点か選び、加振後の味わいの変化を簡易調査。
「精米歩合の割合は40.50.60.70」
加振実験の結果の官能検査では、精米歩合70%の純米に一番変化が出たという。それも味わいがまろやかになり、酒質のアップが感じられるような結果になった。この加振は発酵中におこなったものではないため、直接仕込みとは関係無いが、この結果、あまりお米を磨かない純米の仕込みでやってみようということになったとのことだ。
加振酒は 「濃厚で味わいが深く米の味を強く感じる」味わいに

精米歩合70%の山田錦、総米600キロの仕込みで行われた。酒母は速醸酒母で、酵母は三芳菊酒造で通常使用している徳島酵母を使用。酒母は1本立て、それを2分割して使用したという。
もろみの仕込み直後よりネットでオンキヨー株式会社とつながったパソコンにより、加振をコントロールし、上槽まで途切れなく音を流した。
結果から言えば、この2本は明らかにちがった結果となり、 もろみ初期の段階から、加振しているもろみが発酵が進み、元気な状態になったとのことだ。これは振動により、麹の溶解が促進され、糖化が進み、発酵が活発になったものと思われる。加振酒は、「濃厚で味わいが深く米の味を強く感じる」味わいとなった。
日本酒のもろみの状態は BMD 曲線というグラフで見るが、グラフは加振したもろみとの差異が見られる。このため4日目くらいから早くも発酵に差が現れ、その差は最後まで続いた。
加振したもろみはお酒の業界では、前急型といい、早めの発酵をしているということになる。ただ、吟醸などの例もあるように、発酵がどんどん進む方が良いとは限らない。ゆっくりと時間をかけて、糖化、発酵することで美味しいお酒ができることもある。冷蔵庫内2本並んだタンクで同日、同じ仕込配合、温度で仕込む。4月20日留仕込。音ありのほうがもろみ前半(15日目ごろまで)麹と酵母が活発で麹の溶けと酸度のでるスピードが速かったとのことだ。
下の飲み比べセットでは、同じ条件で同時に仕込んだお酒の飲み比べを試すことができる。
加振酒プロジェクト「壱ICHI」飲み比べセット

・加振ありver 純米 日本酒 720ml
・加振なしver 純米 日本酒 720ml
製造年月日:2021.6
原材料名:米(徳島県産)・米麹(徳島県産米)
精米歩合70% 山田錦100%使用
アルコール分15度
一般販売価格 8,000円(税込・送料込)
超早割37%OFF「飲み比べセット」5,000円 限定200名
(三芳菊×オンキヨー株式会社コラボバッチ付)
超早割28%OFF「飲み比べセット」限定ボトルカバー付き6,400円 限定200名
(三芳菊×オンキヨー株式会社コラボバッチ付)