スコットランドでは現在、全ての大規模イベントへの参加の際にワクチンパスポートを義務付けるかどうかが検討されているとのことだ。

ワクチンパスポートは、今や世界中で一般的になってきているが、IQ Mag の報告によると、下院にて承認された場合、今後スコットランドでは新型コロナウイルスワクチンが18歳以上に適用されることになるという。医学的免除は認められるものの、陰性の検査報告書はもはやイベント等に入場するための方法にはならない、とのことだ。

今後スコットランドでは、大規模イベント、ナイトクラブ、アダルトエンターテインメント会場といった場所では、ワクチンの接種を完了していることを証明できない限り、入場が許可されないとのことだ。具体的には、収容人数500名以上の着席しない屋内ライブイベント、収容人数4,000人以上の着席しない屋外ライブイベント、そして収容人数10,000人以上の全てのイベントが対象となっている。

スコットランド政府は、現時点ではパスポートが発行される可能性のある正確な日付を明らかにしていないものの、全ての成人が今月後半に予定されている、全ての成人が新型コロナウイルスワクチン接種できる機会が訪れるまでは、それは必須にはならないと明言している。下院では今週、この問題についての討論がなされ、規制が後日再検討されてから、実際に施行されるかどうかの投票が行われるとのことだ。