世界のほとんどの地域でナイトライフが再開されつつある中、一方で新型コロナウイルスによるパンデミックは依然として続いているため、現在オープンしている多くのナイトクラブでは新型コロナウイルスに関する新たな安全規則を実施している。

そんな中、アメリカ・ロサンゼルスのナイトライフも、新たな新型コロナウイルスに関するルールを実装することとなった。

LA郡の公衆衛生部門は、ロサンゼルスのナイトクラブに入場する際に、新型コロナウイルスワクチン証明書または新型コロナウイルス検査の陰性証明書の提示を必須とした。これは、10月7日からスタートするとのことだ。

LA郡の公衆衛生部門は、これについて以下のように述べている。

私たち公衆衛生は、対象を絞ったワクチン接種の義務化が、郡内のワクチン接種の適用範囲を迅速に拡大し、パンデミックを終わらせるための重要な戦略であると信じている。大統領、知事、監督特委員会、市と学区、および郡全体の事業所が、人々が対象となるワクチン接種の義務と、交流する場所で更なる安全性を生み出したことを賞賛する。

10月7日から施行されるこの証明書の提示義務に加え、ナイトクラブ、バー、音楽会場で働く人々は、少なくとも同日までに新型コロナウイルスワクチンの初回投与を受けている必要があるとのことだ。
このルールは、10,000人以上の屋外イベントにも同じく実装されるとのことだが、これらのガイドラインは法的に義務付けられているわけではないという。

ロサンゼルスの行政はウェールズ、スコットランドと並び、大規模イベントにワクチンパスポートのスキームを導入する最新の場所となるとのことだ。