先日、SUPERSONIC にて来日を果たした人気 DJ / Producerの Steve Aoki(スティーブ・アオキ)が、アメリカ出身のジャーナリスト Graham Bensinger(グラハム・ベンジンガー)がホストを務めるショー「In Depth with Graham Bensinger」に出演し、未来に医療技術が発展し蘇生できることを願い、自身の死後は「人体冷蔵保存」を望んでいると語った。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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人体を超低温(約−196 °C)で冷凍し、保存するという「人体冷凍保存(クライオニクス)」のコンセプトは、随分前から存在している。
冷凍した人体を、未来の医療技術の進歩だけではなく、未来の科学者が解凍・蘇生技術を開発し、冷凍保存した人体を復活させることに希望を託すというものだ。

Steve Aoki は、人体冷凍保存の研究・実現を目的としたアメリカの非営利団体 Alcor Life Extension Foundation(アルコー延命財団)と密接に協力し、様々なオプションについて話し合っているそうだ。同財団は、アメリカ国内で約250名を冷凍保存しており、この財団に加入するには、約22万ドル(日本円:約2,400万円)を支払う必要があるとのこと。Steve Aoki はインタビューにて以下のように発言している。

アルコー延命財団は、体を芯から冷凍する施設です。もしも僕が幸運なことに病院で死亡した場合、僕の体を自由に動かしてもらうことができます。その場合、必要な温度(ケルビン温度)で、僕の脳を冷凍保存することが可能となる。そして人間を生き返らせる技術があれば僕も戻ってくることができるわけだ。

Steve Aoki は、2008年に自身の父親がガンを患い悲劇的な死を遂げた後に、このコンセプトに情熱が生まれたことを明かしている。さらに Steve Aoki は自身の家族にもこのプロセスに加わってもらいたいと思っているが、母親と姉妹はこのプロセスには消極的だと語っている。

でも悲しいことは、もしも家族がこの世にいないなら僕は戻ってきたくはない。だから家族みんなに「みんなで一緒にやろうよ」って話している。見方としては、永遠に生きる方法を見つけることで、でもそれを言うととても怖いしクレイジーだとは思う。

▼ Steve Aoki wants to deep freeze his body, live forever
 

Steve Aoki

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