1996年にラスベガスでマイク・タイソンの試合を観戦後に銃弾に倒れ、非業の死を遂げたラッパー/俳優の "2Pac" こと本名 Tupac Shakur(トゥパック・シャクール)の遺産所有者が、2Pac の人生と遺産に基づいた新たなアートインスタレーション「Wake Me When I’m Free」の開催を発表した。
2Pac は「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト」でも86位に選出されているレジェンドである。

展示は、2Pacのクリエイティブなプラットフォームを使用し "声のない抑圧された人々のために話す" ものになるとのことだ。
展示は2022年1月21日にアメリカ・ロサンゼルスでスタートし、その後別の場所でも開催される予定であるとのことだが、場所や日程はまだ発表されていない。

「Wake Me When I’m Free」は「美術館、アートインスタレーション、感覚体験の一部」であるとプレスリリース内で表現されており、またブラックパンサー党(1960年代後半〜1970年代に、アメリカにて黒人民族主義運動・黒人解放闘争を展開していた急進的な政治組織)の著名なメンバーであった Tupac Shakur の母親である Afeni Shakur が展示の中で重要な存在感を示しているとも述べられている。

展示のクリエイティブディレクターは、Drake(ドレイク)や Jay-Z(ジェイZ)などのアーティストとのコラボレーションで有名な Jeremy Hodges(ジェレミー・ホッジス)が務めており、また Jeremy Hodges は「Rock & Roll Hall of Fame(ロックの殿堂)」のチーフキュレーター/キュレーター担当副社長である Nwaka Onwusa と協力して展示を立ち上げたとのことだ。

前売りチケットは、現地時間の11月9日10:00に発売スタート。

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