アイルランドではつい4週間前にナイトクラブなどを含むエンターテインメント業界が全再開したばかりだが、ロイター通信によると、アイルランドの新型コロナウイルス新規感染者が増加し1日4,000人を記録しているため、アイルランド政府は現地時間11月18日(木)より、ナイトクラブを含むパブやバー、レストラン等の閉店時間を深夜12時とする新たな新型コロナ対策の措置をスタートさせると mixmag が伝えている。

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また感染者が増加しているため、アイルランド政府は先週金曜日から人々に在宅勤務を再度推奨しているそうだ。

アイルランドは、新型コロナウイルスワクチン接種率が最も高い国の1つで、12歳以上の約90%が既にワクチン摂取を完了している。またブースターと呼ばれる3度目の摂接種も60歳以上を対象に行う計画をしている。

またアイルランドでは「ワクチン・パス」制度も導入されており、映画館や劇場に入場する際はワクチン・パスを提示して入場するなどの措置が取られていた。た娯楽施設は2020年3月から2021年10月までの約1年8ヶ月間も閉鎖しており、パブやレストランの営業は午後11時までとされていた。

先日はオランダも約3週間の部分的な門限制度を発表、新型コロナの感染拡大を抑えようとしている。

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