先週日曜、11月21日の夜、アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ市に本拠を置く NBA(全米プロバスケットボール協会)チーム、シカゴ・ブルズが、本拠地であるユナイテッドセンターでの試合でニューヨーク・ニックスに勝利したが、その試合のハーフタイムショーに、トランスシーンの帝王と名高い DJ/Producer Armin van Buuren(アーミン・ヴァン・ビューレン)がゲストとしてサプライズ・パフォーマンスを披露し、ファンたちを驚かせた。


これは、Armin van Buuren とカナダのアーティスト AVIRA が最近コラボした「Sirius」が、The Alan Parsons Project による同名タイトルの象徴的なトラックをリワークしたもので、オリジナルが90年代にシカゴ・ブルズのアンセムだったことに起因している。
 

Armin van Buuren は、彼の弟であるギタリストの Eller van Buuren にトラックのギターパートを演奏させて再録音し「Sirius」にて使用している。

「Sirius」の他「Blah Blah Blah」そして The Stickmen Project とのコラボレーションで、金曜にリリースされたばかりの「No Fun」といった楽曲もプレイされたとのことだ。

このパフォーマンスについて、Armin van Buuren は以下のようにコメントしている。

昨晩は、子どもの頃の夢が叶ったような感じだった。僕は長年(シカゴ・ブルズの)ファンであり、マイケル・ジョーダンとシカゴ。ブルズに関する最近の Netflix シリーズもフォローしている。特別なハーフタイムショーを行うことができて、とても光栄だったけれど、僕はまだパフォーマンスで興奮してるよ。


過去にも、様々な DJ が大規模なスポーツイベントでパフォーマンスを行ってきており、The Chainsmokers は2018年のNFLのロサンゼルス・ラムズとカンザスシティ・チーフスの試合でのハーフタイムショーに出演、そして VR ではあるが Martin Garrix も U2 のボノと共に UEFA EURO 2020 アンセムを EURO 2020開会式の一環として演奏している。