今年最大のヒット作になることは間違いなしと期待されているハリウッド超大作映画で、2021年12月17日公開予定のマトリックス最新作「マトリックス レザレクションズ」のサウンドトラックを手掛ける Johnny Klimek と Tom Tykwer が、サウンドトラック収録のトラック「ネオとトリニティのテーマ」のオーケストラ・テクノ・リミックスを公開し、映画への期待を更に盛り上げている。
 
なお、Johnny Klimek と Tom Tykwer は、マトリックスシリーズの監督を務める Lana Wachowski による映画「Cloud Atlas」のサウンドトラックが高く評価されており、同作はゴールデングローブ賞にもノミネートされている。

「マトリックス レザレクションズ」のサウンドトラックは、24のオリジナルトラックと11のリミックスで構成されているが、Tom Tykwer はこのプロジェクトを引き受ける際に非常に大きな「音楽の遺産」があると説明している。

「私の意見では、マトリックス三部作は史上最高のスコアの一つです。
そして、それについて特に素晴らしいのは、私の知る限り、電子音楽を実装し、それをプログレッシブな近代オーケストラ音楽と結びつけた最初の映画音楽の一つでもあったことです。私たちは、この音楽で敬意を表すムーブメントをスタートさせました。

次の映画のサウンドトラックアルバムからの最初のリリースである "Exomorph"、 "Neo and Trinity Theme" は、初期のテクノの原始的なインダストリアルサウンドと、映画音楽のオーケストラ要素を組み合わせたこのトラックは、90年代初頭のマトリックスの全盛期のようなスタイルに新鮮な風味がプラスされているものとなっている。