2020年に新型コロナウイルスのパンデミックが発生して以来、世界的に店舗販売が伸び悩む中、世界的なシェアを誇る総合電子楽器メーカー Roland(ローランド)は、買い物客が店舗にて商品を体験する新たな方法を導入しようとしているようだ。


この新たな方法というのは、Audience Specific Experience(ASX)というもので、客に合わせてそれぞれ個別の体験が提供できる、というもの。具体的に言うと、ボタン一つで店内のオーディオ、ビデオ、照明等を、顧客のニーズに合わせて調整できる、つまり店舗内の雰囲気をお客様に合わせてアップグレードできる、というもので、この機能のお陰で、店舗を訪れた顧客は更にショッピングに没頭することがかのうになるとのことだ。
もちろん、ローランドには質問や実践的なデモンストレーションが可能な、製品の専門知識を持つスタッフがいて、この ASX が作り出すナイスな雰囲気の中で顧客対応をしてくれる。


ローランドのグローバルリテールオペレーションマネージャーの Corin Birchall は以下のように述べている。

ローランドの店舗では、自分のニーズに合った音楽、照明、画面コンテンツを楽しむことができます。このアップグレードされた小売体験を、世界中のより多くの小売業者に拡大し、それらに依存する消費者と営業チームの両方が楽しめるようになることを嬉しく思います。

現在、この ASX はアメリカの複数の都市、グラスゴー、モントリオール、北京、シドニー、サンパウロ等の10店舗で展開しているが、2022年以降、更に多くの店舗で展開予定であるとのことだ。

>>詳細はローランドのサイトでチェック!!