2020年、2021年と連続で DJ Mag Top 100 DJs のランキングにて１位に輝いた Top DJ の David Guetta（デヴィッド・ゲッタ）が、イギリス・ロンドンの日刊紙 Evening Standard が2021年の年末に行行ったインタビュー内にて「今後数年間は、歴史上ダンスミュージックにとって最高の年になると思う」と宣言したとのことだ。

新型コロナウイルスのパンデミックの期間中、世界的な経済の悪化や人々のメンタルヘルス問題が浮上したりと、様々な問題点が続いており、ダンスミュージックシーンにおいてもファンとアーティストがライブ等で直接繋がれる機会がなくなってしまったため、ライブストリーミングや NFT、メタバースといったネット上のプラットフォーム等にスムーズに移行する必要がある中で、その波に上手く乗れたアーティスト、活動を一時中断しているアーティストと、様々なパターンが見て取れた。

そんな中だが、ダンスミュージックシーンの大御所 David Guetta は以下のように述べている。

大きな危機が発生する度に、それはダンスミュージックに適している。
人々は全てを忘れて楽しい時間を過ごし、手放しで踊る必要がある。音楽プロデューサーとしての僕の経験から、僕のキャリアでの最大のヒット曲は「I Gotta Feeling'（with the Black Eyed Peas）」だった。そしてそれは、金融危機（リーマンショック）の真っ只中のことだった。

この No.1 Top DJ の発言は、2022年度の幕開けとして非常に明るく心付けられるようなものである。David Guetta の言うように、2022年がダンスミュージックシーンにとって最高の年になることを願いたい。