新型コロナウイルスの規制によって、社会的距離、マスク着用が義務付けられ、更に2021年の12月以降はダンスも禁止され、多くが閉鎖されたままとなっていたドイツ・ベルリンのナイトクラブが、Senkulteu(ベルリン上院文化ヨーロッパ局)の決定によってその規制が再解除されたことにより、3月4日から完全再開となり、通常営業が可能となった。

新たな規則では、社会的距離やフェイスマスクは必要なくなるものの、「2G +」という規則が適用される。この「2G +」は、ナイトクラブのパーティー参加者は新型コロナウイルスの抗原検査を受け、陰性だった場合のみ入場ができるというもので、追加接種を受けた人も含み、ワクチン接種状況に関わらず全ての入場希望者に必須となるとのことだ。

Senkulteu は Instagram 経由で以下のようにコメントしている。

クラブ文化は、親密さ、動き、出会いで繁栄します。マスク必須または最小距離では、クラブを開くことは実用的ではありません。ベルリンで安全なクラブナイトを実現するため、上院では、クラブが3月4日にオープンすることに合意しました。

世界で最もアイコニックなナイトクラブがいくつもあるドイツ・ベルリンにおける新型コロナウイルス規制の解除は、他の主要なドイツの都市にも反映されており、ハンブルク、ノルトラインヴェストファーレン州内の両方で、地方自治体が夜間のベニュー再開を承認している。