ロシアのウクライナ侵攻が激化する中、多くの人々が支援と寄付を行ってきた。中でも、音楽シーンにおけるそれは非常に活発化しており、ウクライナのアーティストやレコードレーベルのオープンソース Google スプレッドシートや、3月11日のイギリスでの募金活動等が例として挙げられる。

そんな支援の一端として、ウクライナ人のタレントブッカーである Rhys Bainham と Vlad Yaremchuk の呼びかけで、100を超えるレーベルやアーティストが集結して作られたウクライナ赤十字社を支援するためのコンピレーションアルバム『TOGETHER WITH UKRAINE』がリリースされた。


このコンピアルバムは、ドラムンベースレーベル Hospital Records、RAM Records、Critical Music、Metalheadz、Shogun Audio 等によってサポートされており、Noisia&Phace、SPY、Modestep、IMANU といったアーティストの未発表音源の幅広いセレクションを備えているものとなっている。アルバムカバーは Uno のアートディレクションとコラボレーションした複数のヨーロッパのビジュアルアーティストからの寄稿をフィーチャーしている。

Rhys Bainham と Vlad Yaremchuk は、共同記者発表で以下のように述べている。

今や、これまで以上に、攻撃を受けている国の団結、連帯、支援の時が来ている。

我々の声を使って、ウクライナの現場の状況を広く持続的に認識し、可能な限りあらゆる方法で支援を提供することが重要だ。嘆願書への署名、デモへの参加、ソーシャルメディアでの事実の共有、支援の提供など、難民、そして更に - この状況をを継続することは許されない。ウクライナの人々のために、あらゆる種類の支援を行うことが、我々の絶対的な優先事項だ。

『TOGETHER WITH UKRAINE』は、Bandcamp でエクスクルーシヴ販売されており、収益の100%がウクライナ赤十字社に直接送られるとのことだ。
これまでロシア・ウクライナ情勢が気になっても直接的な支援とまではなんとなく踏み切れていなかった音楽ファンは、好きな音楽を購入することでウクライナの人々を支援できるこの機会を利用して、支援の輪に加わってみてはいかがだろうか?

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