3月17日のセント・パトリッククス・デーに、アメリカ・ロサンゼルスにて人気アニメ映画「シュレック」をテーマとしたレイヴ「シュレック・レイヴ」が開催された。
フライヤーには「これはバカげたものだ。ただ来て、楽しんで!」「誰が気にすんの!」「クールは死んだ!」という、いかにもシュレックらしいテキストが書かれている。


ファンはオーガをテーマにしたファッションや王室の衣装を着て参加し、なんとバージニア出身の人気ラッパー Rico Nasty(リコ・ナスティ)がステージに登場したとのことだ。
 

このレイヴのオーガナイザーを務める Ka5sh は、以下のようにコメントしている。

シュレックは適度なダサさがあるのと同時に、適度なノスタルジアもあるように感じる。それは充分にバカげたものだけど、それでも楽しいものだ。"レイヴ" という言葉を入れることができるポップカルチャーはあまりない。"スポンジボブ" でさえ少し子どもっぽく聞こえるけど、しかし "シュレック・レイヴ" はいい感じだ。

セント・パトリックス・デーに LA で開催された「シュレック・レイヴ」のチケットは完売し、大盛況に幕を閉じたが、このレイヴは今回限りのものではなさそうだ。Ka5sh は「シュレック・レイヴ」を全米に広める野望を抱いているとのことで、アトランタ、シカゴ、ニューヨーク、ウィスコンシン、ネブラスカなどの主要都市での開催も視野に入れているようだ。

また、Ka5sh は「シュレック・レイヴ」のヘッドライナーとして、100 Gecs、Lil Nas X、Ye(Kanye West)といったビッグアーティストを希望しているとのことだ。

僕は Lil Nas X と何度も DM をやり取りしているので、可能性はあると思う。僕らはただ(成り行きを)見守らなければならない。でも、僕はビッグな夢を見る必要がある。Kanye West とだけ言っておくよ。多分彼は、電話を掛け直すと思うよ。