ロンドンのアイコニックなナイトクラブで、2022年に公開された映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』の戦闘シーンの撮影にも使用された「Printworks(プリントワークス)」が閉店し、オフィスとして再開発されることがサウスロンドンのサザーク市議会により決定された。

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昨年10月、この土地の所有者である British Land は、この土地を再開発し、現在のクラブの所在地をオフィススペースとするという案を提出。それに対し、クラブの存続を願う1万人以上の嘆願書が提出され、業界内でも反対の声が上がっていたにも関わらず、先週、サザーク市議会はこの再開発計画を承認、ナイトクラブとしての Printworks は閉鎖されることとなった。

2017年にオープンした、6,000人収容規模のベニューである Printworks は、ナイトクラブとして成功していたが、一方で Printworks は旧新聞印刷施設の一時的な利用用途としてオープンしたものだった。


この再開発案では、より規模の大きな Canada Water 再開発 "マスタープラン" の一環として、オフィスと店舗が混在する5階建〜7階建の3つの建物で構成されるものとなる予定とのことだ。

昨年、British Land はサザークを拠点とする週刊の地方紙 Southwark News に対し、Printworks を運営する Broadwick Live と交渉中であることを伝えており「過去5年間の Printworks の成功を受けて、重要な協力者、テナントとして認識している」「Canada Water の新たな都市拠点の一部として、文化は重要な役割を果たす」と述べていた。