地元当局の報告によると、ワシントン州警察は、8月17日〜21日に掛けて開催された約25,000人を動員する、EXCISION(エクシジョン)が主催するワシントンの EDM フェス「BASS CANYON(ベース・キャニオン)」にて、「銃乱射事件を計画していた可能性がある」として、エフラタ出身の30歳の男性 Jonathan R. Moody を逮捕した。


Jonathan R. Moody は現地時間19日金曜の夜9時、フェスティバル会場外の駐車場で、風船から「なんらかの物質」を吸い込んだ後、腰に9mm拳銃2丁を装填して隠し持っているのを目撃されたと報じられている。その後、Jonathan R. Moody は BASS CANYON の参加者に近づき、フェスティバルの終了時間と退場ゲートの場所を尋ねたとのことだ。

この情報を当局が通報したところ、フェス会場の警備員は会場のゲート外で Jonathan R. Moody を拘束、所持していた銃器を没収した。その後、Jonathan R. Moody は危険な武器の所持1件と、武器の違法な携帯または取り扱い1件、合計2件の容疑で逮捕された。

グラント郡保安官事務所の報告によると、けが人はいなかったとのことだ。同署の広報官によると、 Jonathan R. Moody はまだ銃乱射事件を行う計画についてを明らかとするような発言はしていないとのことで「容疑者は我々になんの供述もしていない。彼の行動は、コンサートに行く人々に危険信号を発し、警備員に警告を与え、警備員が保安官に警告を与えたのだ」と語っている。