アメリカ・マサチューセッツ州の養蜂家、ローリー・ウッズが、怒ったミツバチの群れを危険な武器として使用し、警官を攻撃したとして告発されたと Reuters が報じている。

ローリー・ウッズ / Reuters​

ローリー・ウッズの住居は、マサチューセッツ州中南部のスプリングフィールド郊外にあり、何年にもわたる立ち退き訴訟の渦中にあったとのことだ。
ローリー・ウッズはハチの巣箱の山を SUV で牽引し、ミツバチを怒らせた上で巣箱を解き放ち、ローリー・ウッズに対して立ち退き通知を出そうとした議員にけしかけようと、巣箱の蓋を開けかけた。保安官代理がローリー・ウッズを止めようとしたが、興奮したミツバチは既に箱の外に出てしまい、その辺を一周し始めたので、保安官代理は引き返した。

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その後、ローリー・ウッズは1つの巣箱をひっくり返し、ミツバチを刺激。興奮した蜜蜂は周囲にいた数名の警官と傍観者を刺し、そのうち一人が病院に運ばれ治療を受けたとのことだ。

その間、ローリー・ウッズは身を守るために養蜂家のスーツを着用し、立ち退きを止めるため、家の正面玄関に複数の蜜蜂の巣箱を運んで塔を作ったが、その時点で彼女は逮捕されたとのことだ。

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