イギリス西部の港湾都市ブリストルに位置するナイトクラブMotionが発表した新しい報告によると、学生は「クラブで遊ぶことで良い影響を受けている」とのことだ。そして88%の学生がクラブで遊ぶことはメンタルヘルスに良い影響を与えると考えているとのことだ。

▼ Ministry of Sound Club​

この調査は、ブリストルとその周辺の学生318人が回答したアンケートを集計した結果となっている。学生の85% は、ナイトクラブに行っている期間は人々が繋がるのに役立っていると回答。更に89% の学生がナイトクラブに通うことでメンタルヘルスが改善すると答えている。

だが一方で、Keep Hush が行なったU Going Out?の調査では、Z世代はこれまで見たことないほどにクラブに遊びに行くことに興味を示さなくなっているそうだ。この調査で明らかになったのは、25% のみがクラブに遊びに行くことに関心を示したが、その後行なった追跡調査では13% まで急落した。

新型コロナのパンデミックによって、約2年間もの間、ナイトクラブやバーなど閉鎖していたため、多くの学生が、「ナイトクラブへ行く」という成長過程での通過点を逃してしまった。

Motion の調査にて、92% の学生が重要なステップを逃してしまったと感じていると回答したそうだ。

Motion のブッキング担当者 Travis Derrick(トラヴィス・デリック)は、以下のようにコメント。

上記の調査結果のように、多くの学生たちがクラブに行くことでメンタルヘルスが安定すると認識している。ブリストル(他の地域でも)のナイトライフのシーンを見逃さないように、できる限りのことをしていきたい。Motion はブリストルの街においてとても重要な場所となっている。大学の最初の学年でナイトクラブを経験することが多いが、今からでも(ナイトクラブを)発見することができる。私たちはブリストルを愛しており、今年入学する学生を受け入れたいし、最初の学年の時代に来れなかった学生にも来てもらいたいと思っている。

Motion はこの調査を受け、「Keep Bristol Moving」と題したキャンペーンをスタート。ポップアップイベント、ライブ配信、学生へのプレゼントなどを通し、学生らがもっと街へ出てパーティーをすることを推奨している。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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