未だロシアとの戦禍の真っ只中にあるウクライナの首都キーウにある、オープンエアのダンスフロアとチルアウトエリアのウッドデッキを備えたナイトクラブ「Closer」のウッドデッキ部分で、先週、火災が発生した。屋内のダンスフロアは炎による被害はなかった。
 
この火災によって焼失した部分の修繕費用を補うため、日曜日の新たなパーティーシリーズがスタートしたとのことだ。第一回目の開催には、レジデントの Igor Glushko、Bambu、Jazzmate が出演した。次回4月2日開催時のラインナップはまだ未定であるとのことだ。

キーウでは、市内全域の深夜外出禁止令が若干緩和されており、パーティーは現地時間の22:30まで開催できるようになった。

Cliser は、5月中旬に予定されているフェスティバル「Strichka Festival 2023」の開催に間に合うように修理を完了させることを目指しているとのことだ。同フェスティバルは昨年は開催休止となっていた。

ナイトクラブの営業、フェスティバルの開催と、ウクライナのナイトカルチャーは前向きに前進し続けている。