現地時間10月16日、滞在先のアルゼンチンのホテルの部屋の3階のバルコニーから転落死したとされる UK 発のボーイズ・バンド One Direction(ワン・ダイレクション)の元メンバー Liam Payne(リアム・ペイン)。彼の遺作である曲 "Do No Wrong" が、同楽曲のコラボレーターであるアメリカ出身のミュージシャン Sam Pounds(サム・パウンズ)により今週金曜日、2024年11月1日に遺作として初リリースされることが発表されていたが、それがキャンセルとなった。キャンセル理由として発表されたのは "Liam Payne の「家族」への敬意のため" というものだった。
 

(一部翻訳)
本日、"Do No Wrong" をリリースしないことを決めました。どうするかは(Liam の)家族に任せようと思います。収益は全て家族が選んだ(あるいは家族は望む)慈善団体に寄付したいと思っています。この曲をみんな愛していますが、まだリリースする時期ではありません。私たちはまだ Laim の死を悼んでいます、そして…

現地時間2024年10月28日、Sam Pounds は SNS にいくつかの投稿を行い、Liam Payne とのコラボ曲 "Do No Wrong" を2024年11月1日にリリースすることを発表していた。同曲についてSam Pounds は「Liam は元々、僕たちの他に Chris Brown(クリス・ブラウン)もこの曲に参加してほしいと思っていただ」というコメントと共に、Liam との楽しげな写真を上の Instagram にて公開していた。※ 10月30日時点で削除されている
 
10月18日、 Sam Pounds は上記のいくつかの短いクリップも Instagram に投稿し「(一部翻訳)この投稿を書いていることが信じられない。君がこんな形でいなくなるなんて信じられない。僕は君が、ハッピーで、面白くて、才能があって、父であり、友人であるということをずっと覚えている。僕たちは、素晴らしく美しい音楽を制作した。これは永遠に生き続けることだろう。愛してるよ、兄弟のような Liam Payne。​安らかに眠ってくれ」とコメントしている。

更に10月28日、Sam Ponds は X にて以下の声明文を発表していた。※ 10月30日時点で削除されている

I pray that this will be a blessing to the world like Liam has always dreamed. I pray angels will comfort you all everyday while listening. I pray that this song will be a blessing to Ruth, Bear, and the entire family. I pray that this song…

Liam がいつも夢見ていたように、この曲が世界に神の恵みをもたらすことを祈る。このトラックを聴いている時に、天使たちが毎日あなたを慰めてくれることを祈る。そしてこの楽曲が Ruth(Liam の兄妹)、Bear(Liam の息子)、そして Liam の家族全員に神の恵みとなることを祈る。