London Centric の報道によると、ロンドンに構えるキャパ15,000人を誇る人気ヴェニュー「DRUMSHEDS」て行われたイベントの最中またはイベント終了後に発生した、薬物関連の2人の死亡事故と、非致死性の刺傷が報告されたことの影響により、「DRUMSHEDS」が営業ライセンスを取り消される可能性があるとのことだ。


ロンドン警察によると、最初の事件は2024年10月12日、27歳の男性が「DRUMSHEDS」で行われたイベントに参加した後、病院に運ばれ、その後亡くなった。2件目は2024年12月7日、29歳の女性が「DRUMSHEDS」でのイベントに参加した後、病院で死亡したと伝えられている。いずれも薬物絡みの死亡とみられる。
また London Centric は、11月16日に、DRUMSHEDS の会場内にて非致死性の刺傷事件が発生したと報じている。被害者は刺された後、病院に運ばれた。これに関連する逮捕者はいないとのことだ。

これらの事件を受け「DRUMSHEDS」は12月12日に警視庁によって緊急のライセンス審査が行われた。London Centric によると、追加の安全要件と市議会職員や警察の監視の元、ライセンスを保持できることが決定したそうだが、2025年1月7日も別のライセンス審査が予定されているという。審査は、「DRUMSHEDS」が位置する管轄であるエンフィールド評議会が担当し、この評議会で「DRUMSHEDS」の今後の運命が決まる。

「DRUMSHEDS」はこの事件の他、2024年12月13日にはイベントが混雑しすぎて「私が行った中で最も危険なイベント」などといったコメントが SNS に書き込まれて大炎上し、ネットでは返金要求の署名活動もスタートするという事態に陥った。

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