2025年2月14日に Avicii (アヴィーチー) 、最後のパフォーマンスから "Forever Yours" が初めて公式音源化され配信が開始された。このトラックは、スウェーデン出身のボーカリストで、Avicii の2017年の大ヒット曲 "Without You" でもヴォーカルを務めた Sandro Cavazza（サンドロ・カヴァッザ）が歌唱を担当している。
その Sandro Cavazza が自身の SNS にて、「自分の意思に反してこの楽曲がリリースされた」と暴露した。
 
今回リリースされた楽曲は、Avicii が、2016年にイビサの大人気クラブ、Ushuaia（ウシュアイア）にて行った生前最後のライブ・パフォーマンスで録音された音源で、 昨年12月にリリースされた Netflix ドキュメンタリー「Avicii: I'm Tim」、「Avicii: My Last Show」に収録されたものでもある。

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「Avicii: I'm Tim」は全世界9か国の Netflix で1位を獲得、45か国で TOP 10 入りを果たした。この大反響をうけて、Avicii のアルバムや楽曲がグローバル・チャートに再びランクイン、同時に更なる "公式作品" を求めるファンの声が大きくなったことと、中でも "Forever Yours" の人気が特に高まったことにより、今回シングル化される流れとなった。

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Sandro Cavazza は、上記の Instagram を投稿して、今回の件に関して以下のようにコメントした。

（一部翻訳）
皆さんに知っておいていただきたいことがあります。
僕は、これをシングルとしてリリースすることには同意していません。
Tim のデモバージョンの "Forever Yours" を、Tim の最後のライブアルバムの一部としてリリースすることに同意しただけです。しかしアルバムはリリースされず、このトラックは僕をフィーチャリングしたシングルとして映し出され、発表されているので、僕は声を上げるべきだと思いました。
Tim の家族と Pinguettes recording に、何年もの間、Tim と制作した未発表曲をリリースしてくれないか頼まれてきた。しかし僕は、一貫して「ノー」と言ってきた。きっと多くの人が、なぜそれらの楽曲を公表しないのかと疑問を持っていると思うんが、その真意としては、Tim がここにいないのにそれらの楽曲をリリースしたくないからだ。楽曲がいつ完成したのか、またはするのかを知っているのは Tim だけだ。僕はそれをリスペクトしているし、これからもずっとそうだ。
だから、Pinguettes recordings、（Pophouse Entertainment の CEO） Per Sundin、Tim の家族は、(Tim の決断を）僕と同様にリスペクトしてくれることを祈る。そして Tim の記憶を、最も敬意がある方法で扱うべきであることを、再考してほしいと思う。なぜならば、これがその方法だと僕は思っていないからだ。

以前も、Avicii の親友 Sean Eriksson（ショーン・エリクソン）が、Avicii の実の父親である Klas Bergling（クラス・バーグリング）について「（Klas Bergling は）Avicii の健康状態を心配するよりも、ショーをキャンセルしてプロモーターから訴訟を起こされたり、お金を失うことを恐れていた」と暴露している。

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