世界初となるデコレーショントラック、通称 "デコトラ" が現物展示される「デコトラ展」が、2025年7月25日~27日に栃木県宇都宮市に位置する大谷資料館にて開催される。

本展は、現在も被災地に支援物資を真っ先に届け、その存在感と情熱で多くの人々に希望を与えている”デコトラ” の現物展示を通して、彼らに宿る反骨精神の美学を、アートとして再定義する挑戦となる。
会場:大谷資料館 栃木家宇都宮市大谷町909
料金:大人 800円、小、中学生 400円
※未就学児無料
主催:グランドデザイン株式会社
特別協力:全国哥麿会、大谷資料館
協力:株式会社アートオフィスプリズム
大谷資料館 HP:www.oya909.co.jp

本展は、現在も被災地に支援物資を真っ先に届け、その存在感と情熱で多くの人々に希望を与えている”デコトラ” の現物展示を通して、彼らに宿る反骨精神の美学を、アートとして再定義する挑戦となる。
災害支援の最前線に駆けつけるデコトラ
大規模災害発生時、自衛隊が設置する交通規制線を最初に通過し、被災地へ支援物資や温かい炊き出しを届ける――それが “デコトラ” の近年の歴史である。能登半島震災の際、偶然にもNHKの取材中に記録された出動シーンは、多くの人々に強い印象を残し。誰に頼まれてやるわけでもない、好きで続ける支援活動は、単なる輸送手段を超え、人々の命と希望を繋ぐ「生きたアート」として称賛すべき存在であると、同イベント主催企業のグランドデザイン株式会社は考えているとのことだ。昭和の魂を今に伝える「哥麿会」とデコトラの魅力
全国に広がる「一般社団法人・全国哥麿会」の田島順市会長が語るように、デコトラは現在、社会から評価されにくい存在でありながらも、人知れず支援活動や地域との絆を通じて確固たる誇りを持ち続けいる。コストパフォーマンスの悪い「義理と人情」を美学として掲げ、被災地支援に走り続けるデコトラは、時代の流れと環境規制、さらには EV 化の波により、減少の一途をたどっている。デコトラ × NFT アート、そして実物展示への挑戦
これまで、当社は現物デコトラをデジタル・データとして残すべく、NFT アートとしてニューヨーク、フランス、メキシコなどで展示。NFT による収益は、哥麿会を通じて被災地支援へと還元されてきた。しかし、現実の美術館や博物館で「実物」として展示される機会は極めて少なく、アートとしての価値が十分に評価されているとは言い難い状況であった。今回は大谷資料館(栃木県宇都宮市)の協力のもと、実物展示が実現した。本展への想いと今後の展開
そのデザインと狂気じみた美しさは、日本の「歌舞く」文化の継承者であり、高度成長期の日本を駆け抜けた、貴重な文化遺産だと私たちは考えています。
本展では、デコトラが刻んできた歴史や、そこに込められた人情・義理、そして反骨の美学を次世代へ伝える「生きた資料館」としての役割を担います。グランドデザインは、デコトラを「活動するアート」として再定義し、被災地支援という現場での実績と、昭和の魂を現代に引き継ぐ挑戦を、今回の展覧会に凝縮しました。
また、本展を通してデコトラによる被災地支援の輪を広げることに一役を担うとともに、共感いただける企業様・団体様、そして個人の皆様からのご支援・ご協力を広く募集しております。共に日本の新たな文化遺産を創り上げ、被災地への支援を続ける日本が誇るアート“デコトラ”を未来へつなぐパートナーとして、ぜひご参画ください。
デコトラ展
日時:2025年7月25日(金)〜27日(日)9:00〜17:00(最終入館16:30まで)会場:大谷資料館 栃木家宇都宮市大谷町909
料金:大人 800円、小、中学生 400円
※未就学児無料
主催:グランドデザイン株式会社
特別協力:全国哥麿会、大谷資料館
協力:株式会社アートオフィスプリズム
大谷資料館 HP:www.oya909.co.jp