アメリカのヘルスケア、テクノロジー企業 Tebra の最新報告によると、調査対象のアメリカ人の14% が「気分が落ち込んだ時に聴く音楽は EDM」と回答したとのことだ。

1,000人のアメリカ人を対象に、メンタルヘルスをテーマにした Spotify のプレイリストの中から11万曲以上を分析したこの調査では、回答者の14% が、憂鬱な気分になったときに「よく聴くジャンル」として EDM を選んでいることが判明。

エレクトロニック・ミュージックのカテゴリーにて、Avicii(アヴィーチー)、Calvin Harris(カルビン・ハリス)、Daft Punk(ダフト・パンク)が最も聴かれている上位3組となっているとのことだ。"Avicii - Wake Me Up"、"Calvin Harris - Feel So Close"、"Daft Punk - Lose Yourself to Dance" といった楽曲は、盛り上がっていくメロディーと幸福感に満ちたドロップで気分を和らげてくれる。気分が落ち込み鬱気味のアメリカ人にとって、こういったダンスミュージックトラックは一種のライフラインになっているのかもしれない。
 

この研究結果は、2024年後半に行われた研究を進展させたものとなっており、Tebra は "ダンスミュージックは音楽療法市場で注目すべきジャンル" であるとしている。