スペインは今週火曜、深刻な洪水に見舞われた。BBC の報道によると、スペイン気象庁は12時間以内に最大7インチ(約18cm)の降水量がイビサを襲う可能性があると警告していた。
この大雨で、自宅や車内に閉じ込められる地元住民が続出、消防隊員が出動して救助活動にあたった。
一方、サン・アントニ・デ・ポルトマニヤ、サンタ・エウラリアといった人気の街へのアクセスは、道路が冠水し遮断された。イビサ島の主要高速道路である E-10 も封鎖され、島全体の交通が麻痺した。
大雨警報は現地時間の午前11時から午後4時まで発令され、雷雨注意報は午前8時から午後6時まで発令された。緊急サービスは住民に対し、不要な移動や屋外活動を控えるように呼びかけ、電話警報システムを使って、洪水の危険がある地域には近づかず、自宅が浸水した場合は高台に逃げるようにと勧告した。
スペイン気象庁は、公式の X アカウントで、この “異常な” 天候は少なくとも1952年以来、イビサ島で最大雨量の日となったと発表した。
バレアレス諸島の他の地域では、隣接するマヨルカ島にも雨と雷雨の注意報が発令された。また、スペイン本土では月曜日にバレンシアが台風「ガブリエル」の被害を受け、8時間足らずで最大200mmの雨が降ったと報じられている。
イビサ島の住民にとって、今回の洪水は、この島が単なるオンシーズンのパーティースポットではないことを改めて思い知らせるような出来事となった。
Ushuaïa や [UNVRS] のようなナイトクラブには、毎年何百万人もの来場者が訪れるが、9月から5月にかけて雨季を迎えるこの島では、悪天候が頻繁に発生するのだ。
パーティーアイランド、スペイン・イビサ島で70年ぶりに記録的な大雨、深刻な洪水で広範囲に渡り道路が水没、消防隊員が出動し救助活動
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