2023年にポルトガルの首都リスボンにオープンした、かつてワイン倉庫だった場所を改装したウェアハウス型ナイトクラブ「Outra Cena(オウトラ・セナ)」に先週土曜日の早朝、地元警察の強制捜査が入り、騒音規制を満たすために必要な機材を押収したとのことだ。
▼ Outra Cena

Outra Cena のチームはこれを受け、資金調達のためのクラウドファンディングを GoFundMe でスタート。その声明の中で、当局の強制捜査は11月21日と12月13日の土曜日の朝の2回行われ「理由は不明だが、建物のオーナーが必要な許可を取得できなかった。これは我々には全くコントロールできないことだ」と述べている。なお、Outra Cena の建物所有者は、近隣地域でさらなる不動産開発を計画しているとのことだ。
これが原因で警察当局は、23時以降にアンプを使用した音楽の演奏が許可される必須条件である “音量制限装置” の公式シールを剥がし、その後間もなく警察の強制捜査がスタート、前回の強制捜査では一部の機材が押収され「次回は全て没収する」と脅されたという。
▼ Outra Cena
12月13日に予定されていたイベントは中止となり、翌日、Outra Cena は日中のチャリティーイベントをスタート。これは、会場がすでに抱えている「多額の負債」の返済に加え、限られた運営オプションによる財政難への対応を図るためであるとのことだ。
集まった資金は全てスタッフ、運営、中止となったイベント費用の回収、光熱費、ライセンス料、家賃、アーティスト費用、そして押収された機材の交換または返却に充てられるという。募金活動の目標額は24,140ユーロ(約439万2,000 円)で、12月15日までに4,400ユーロ(約80万500円)以上が集まっている。
▼ Outra Cena
Outra Cena のチームは、クラブの運営について GoFundMe にて以下のように述べている。
▼ Outra Cena

Outra Cena のチームはこれを受け、資金調達のためのクラウドファンディングを GoFundMe でスタート。その声明の中で、当局の強制捜査は11月21日と12月13日の土曜日の朝の2回行われ「理由は不明だが、建物のオーナーが必要な許可を取得できなかった。これは我々には全くコントロールできないことだ」と述べている。なお、Outra Cena の建物所有者は、近隣地域でさらなる不動産開発を計画しているとのことだ。
これが原因で警察当局は、23時以降にアンプを使用した音楽の演奏が許可される必須条件である “音量制限装置” の公式シールを剥がし、その後間もなく警察の強制捜査がスタート、前回の強制捜査では一部の機材が押収され「次回は全て没収する」と脅されたという。
▼ Outra Cena


集まった資金は全てスタッフ、運営、中止となったイベント費用の回収、光熱費、ライセンス料、家賃、アーティスト費用、そして押収された機材の交換または返却に充てられるという。募金活動の目標額は24,140ユーロ(約439万2,000 円)で、12月15日までに4,400ユーロ(約80万500円)以上が集まっている。
▼ Outra Cena


Outra Cena は、昨年11月まではこのベニューに関して法的問題は発生していないと付け加えている。我々はそこでクラブを運営できるという保証を受けており、地元当局と既に複数回の会合を持ち、プロジェクトを支持してもらっていると聞いている。
我々は完全な防音対策を施し、当局の承認を得た徹底的な騒音テストを実施しており、我々のスペースが騒音を起こさないことを確信している。(周辺には住民がいない)ポルトガルでクラブを運営するための法的要件を満たすために、大規模な工事を行なった。








