10.27 (Fri)
近年テクノ界で最も注目を浴びたといっても過言ではないHEARTTHROB A.K.A. VIVIANNE PROJECTSのJESSE SIMINSKI。ミュージシャンの父と地元でレコードショップを経営する親戚の影響を受け、90年代初頭には米国中部にあたるシカゴ、デトロイト、等で行われたレイヴパーティーを駆け巡り、ミニマルテクノのパイオニアであるRICHIE HAWTINのサウンドと衝撃的な出会いを果たす。その後自らの音楽制作に精を出し、'99年にはニューヨークへ移住、後にMAGDAとTROY PIERCEと知り合う。音楽制作と現代美術を両立しながらニューヨークのテクノシーンの一員として暮らす中、RICHIE HAWTINもニューヨークに活動拠点を移したため、彼との友好関係を築く。'03年にカナダ・モントリオールで行われたMUTEKでのMAGDAのセットで彼の音楽が初めてパブリックに披露され、後にMINUSの一員として迎え入れられることとなる。昨年、MINUSからリリースされた "BABY KATE" は、ミニマルテクノシーンの爆発的な人気のなか、その代表的なアンセムとして世界中でプレイされている。彼のサウンドは、実験的でありながら常に感情的であり、彼のライヴセットこそが現在のMINUSの中枢神経の一部となっている。現在はパリに拠点を置き、FABRIC (LONDON), WATERGATE (BERLIN), VOLT (AMSTERDAM), BATOFAR (PARIS)等ヨーロッパ主要イベントにて勢力的に活動している。'08年、'09年とMINUSショーケースCONTAKTで魅せた彼のセンスMINUSの一員としての存在感をアピールするものだった。今年にはそのCONTAKTショーからのコンピレーションもリリースされHEARTHROBも楽曲を提供。またシングル最新作"SETTING UP"ではHEARTTHROBのカッティングエッジなミニマルサウンドを存分に楽しめる内容となっている。...
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