遊佐未森(ゆさ みもり、1964年2月20日 - )は、宮城県仙台市出身の歌手・作曲家・作詞家。経歴7歳頃から作曲を始める。小学校5年から仙台少年少女合唱隊(先輩に篠ひろ子がいる)に所属して福井文彦に師事した。同隊でテレビ出演や演奏会を経験し、中学生になると仙台オペラ協会の先生から声楽を習うようになる。高校は常盤木学園高等学校音楽科に進学し、東北地方各地の学校を巡る演奏旅行も経験した。高校卒業後上京し、国立音楽大学音楽学部音楽教育学科に進学。卒業後の1988年4月にメジャー・デビューした。シングルヒット曲としては、アーノルド・シュワルツェネッガーが出演した日清カップヌードルのCMソングに起用された「地図をください」が広く知られている。2005年より、さとう宗幸、稲垣潤一、中村雅俊、かの香織、山寺宏一、小川もこら、宮城県出身のアーティストと共に「みやぎびっきの会」を結成し、年1回ほど宮城県で合同のコンサートを行っている。2008年、うどんや風一夜薬本舗のイメージモデルとなり、桂米團治襲名披露公演のパンフレットなどに着物姿の写真が掲載される。2012年、第79回NHK全国学校音楽コンクール、通称Nコンの小学校の部課題曲「希望のひかり」の作詞を担当する。人物遊佐の特徴とも言えるファルセットにおける独特の緩やかなビブラートと強弱のウェーブは、8の字唱法と遊佐自ら解説していた。LIVE活動も積極的に行い、通常のホールコンサートのほか、ひなまつりの企画ライブとして2001年からスタートした『cafe mimo~桃節句茶会~』は、小編成での自由自在な表現で、毎年ひなまつりの季節に開催している。
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