TUBE(チューブ)は、1985年6月1日にデビューした日本のバンド。「夏といえばTUBE」と言われるほど、夏をテーマにしたヒット曲が多いことで知られる。シングル1枚、アルバム8枚がミリオンセラーとなり、また1990年から2004年までシングル連続TOP10入り(15年、歴代2位)の記録を持つ。アルバム計2100万枚、シングルを含めると計4000万枚を超えるセールスを記録。アルバムの総セールスは、歴代アーティストの中でも17番目に多い。なお、アルバムは1986年の「THE SEASON IN THE SUN」で週間オリコンチャート3位を記録して以来、2012年現在までアルバム連続TOP10入り(27年、歴代2位)(2012年現在も更新中)をコンスタントに記録している。音楽制作はビーインググループのZAIN PRODUCTS、所属レコード会社はソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ。所属事務所はホワイトミュージック(個人事務所)。概要サザンオールスターズの一般的に広く知られる「夏バンド」というイメージを参考に、そのビーイング版として長戸大幸プロデュースで結成されたという。その為か、ビーイング系としては珍しくテレビなどへの露出が多く、プロフィールも公表している他、バラエティ色の濃い番組への出演もある。バンド名はサーフィン用語の「チューブライディング」に由来する。アマチュア時代は「パイプライン」というバンド名で活動し、デビューした1985年はバンド名を「The TUBE」としていたが、北海道文化放送の「Sound club 1700」(当時土曜夕方5時台に放送されていた音楽番組)に出演した際、姓名判断師(木村天山)に「画数が悪い、名前の"The"を取ればバンドは良い方向へ向かう」と言われ、翌1986年、3rdシングル『シーズン・イン・ザ・サン』発売前に、正式に「TUBE」と改名。改名後は見事にブレイクし、息の長い活動を行なっている。湘南のイメージがあるが、結成地は神奈川県座間市であり、メンバーの出身地は神奈川県央地区と都下である。シングル曲は1980年代、作詞に亜蘭知子、作曲に織田哲郎、栗林誠一郎の提供曲が続いたが、1989年の「SUMMER CITY」以降、メンバーによる作詞・作曲に移行する、大半の曲で作詞は前田、作曲は春畑が担当している。
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