http://www1.ttcn.ne.jp/~play-ground/
1965年 東京生まれ。
13才からドラムを始め、海老沢一博氏、村上"ポンタ"秀一氏に師事。日舞家の父の影響から、日本の伝統音楽を深く敬愛する。
1990年 オーディションにより山下洋輔ニュートリオでプロデビュー。伊藤多喜雄、夏木マリ、舘形比呂一、パパタラフマラ、チェンミン、藤井郷子等と共演数多くのグループに参加し、国内公演を始め海外公演にも多数参加する。
ジャズドラムを基軸にしながらも 邦楽や民俗音楽など 古今東西の要素と自由に組み合いジャンルを超越したプレイスタイルを展開。 多様なセッションを通じてきた現在、プレイアクションを必然性の上でのボディパフォーマンスととらえ、空間演出とアジア人としての音の表現探求にテーマを持ったプロジェクトに着手。
薩摩琵琶や尺八、笛など日本の伝統的な楽器と組んだ「東方異聞」、ピアノ深町純 バイオリン渡辺剛と組んだ ”3人にして無限大のオーケストラ”「The WILL」、音楽と美術の境界を超越したパフォーミングアーツ「SOLO-ist」、尺八 小濱明人と組んだ「LOTUS POSITION」等を主宰。その他、フラメンコ公演、和太鼓公演などの構成 演出を手がけ、イベントへの楽曲提供を行う。
1990
山下洋輔ニュートリオのメンバーとしてプロデビュー
1991
国内を始め、ヨーロッパツアーを行う
1992
国際交流基金の派遣により南米3ヶ国(ブラジル・アルゼンチン・パラグアイ)ツアーに参加
小川摩利子とイストベット(空間芸術集団パパ・タラフマラの音楽家・菅谷昌弘主催)の活動開始
1993
ポリドールレコードより山下洋輔ニュートリオ「プレイグラウンド」をリリース
同時にベルギーの野外コンサート、日本全国縦断88カ所サバイバルツアーを敢行
12月ニュートリオ解散
1994
新たに山下洋輔デュオ・プラスとして活動開始、ドイツ・ベルギーツアーを行う
アフリカのパーカッショニスト、アリ・ンジャエ・ローズと共演
ダイハツ「Move」の CM音楽に参加
橋本絵里子 & サクセス「LOVE・鳥の歌」の CDリリース、「鳥の歌」の作詞を担当
アジアミュージックフェスティバルで "アイジン"with プライベーツ パーカッションとしてゲスト参加
1995
ダンス・パフォーマーでボーカリストの" ASAE "と Video ユニット「Go Round」結成。作曲、編曲を担当
空間演劇集団パパ・タラフマラの公演「マクベス」の音楽に参加
1996
邦楽と洋楽を融合し民謡を歌う伊藤多喜雄 Band に参加
11月に同グループのCD「音頭」をリリース、全国ツアーを行う
1997
国際交流基金の派遣により伊藤多喜雄 Band で南米3ヶ国(パラグアイ・チリアルゼンチン)ツアーに参加
1998
伊藤多喜雄 Band 参加後、2枚目のアルバム「産土」をリリース
アルゼンチンより来日した「ブエノスアイレス・ネオタンゴ」のジャパンツアーにゲスト参加
1999
元フラワートラベリンバンドのメンバー、石間秀機、篠原信彦、元ピンククラウドのルイズルイス加部等のバンド、 ピタゴラスパーティーのセッションに参加
アフリカンパーカッションのオランドゥ・ビングル、ネパールのバンスリを吹くパンチャ・ラマ、琴奏者の丸田美紀、中国琵琶の周震華、ウクレレ奏者の大輪好男等とセッションをする
10年間続いた山下洋輔とのユニットを解散する
2000
笛・尺八・能管の竹井誠、薩摩琵琶の首藤久美子、ベースの吉野弘志と自己のユニット「東方異聞」結成、活動を始める
ニューヨークのドラマーズコレクティブに短期留学
9月に再びアルゼンチンより来日した「タンゴ・ヴォルビエンド・ジャパンツアー」に参加
2001
ドラムソロを中心としたパフォーマンス「SOLO-ist」を動くオブジェの田中真聡と始める
ピアニスト小林洋子のアルバム「Little Things」リリース
THE CONVOY の舘形比呂一のツアー「ソロプレイ2001」に参加
自己のユニット「東方異聞」と能楽の融合、「東方異聞 with 舞」を行う
2002
ダンサー舘形比呂一、佐々木大のツアー「オルフェウスの告白」に参加
岡本喜八監督、山下洋輔音楽の映画「助太刀屋助六」に参加
自ら主催する「 SOLO-ist 」でマカオ・フリンジ・フェスティバルに参加、初の海外公演を行う
上田遥演出、振付の舞台「RED」に参加
オリジナルギターのシターラを操る石間秀機、キーボードの深町純とグループ「NEO.jp」結成
2003
女優、夏木マリのジャズライブツアーに参加
上田遥 演出、振付の舞台「カルメン」に参加
山下洋輔をゲストに招き、「東方異聞」"真夏の饗宴"を行う
クラシック音楽を拡大解釈した「SOLO-ist」"Romanticism"を発表
「NHK紅白歌合戦」に伊藤多喜雄&TAKIO BANDで出場
2004
民謡歌手 伊藤多喜雄をゲストに招き「東方異聞」"天の声 神の囁き 民の唄" を行う。
弦楽四重奏や剣術師等をゲストに「SOLO-ist」"WAR CRY" シアタートラム公演を行う。
ヒルトン東京20周年記念 ディナーショー「Memories of 鈴木章治&ベニ-グッドマン」 に参加。
2005
東京オペラシティで行われた山下洋輔ニューイヤー・ジャズ・コンサート「組曲 ジャズマン忠臣蔵」に参加。
山下洋輔グループで上海ジャズフェスティバルに参加。
新たにバイオリン渡辺剛、ピアノ&キーボードの深町純と「The WILL」結成。
藤井聡子オーケストラに参加。
サンフランシスコのサクソフォンカルテット「ROVA」のヨーロッパ・ジャズフェスティバル・ツアーに参加。
2006
自己のグループ「The WILL」のファーストアルバム"INFINITY ORCHESTRA"リリース。
6月に「SOLO-ist」の新作-Truth-シアタートラム公演を行う。
10月に「東方異聞」のファーストアルバム"A Strange Story from the Far East"をリリース。
伊藤多喜雄韓国公演に参加する。
2007
新たにプライベートレッスンを中心にしたドラムスクール「Drumming Arts Lavo」を始める。
AMIフラメンコリサイタル、REDXRED SOUL COMPANYなどのダンス公演に参加。
自身の母校 若林中学校での公演 堀越 彰 PlayGround"ミュージシャンに憧れて"を行う。
空間演劇集団 パパ・タラフマラの公演「トウキョウ-ブエノスアイレス書簡」に参加。
ハプニンクス・フォーで岡山国際音楽祭に出演。
ピアニスト 藤井郷子のユニットでオーストラリア(シドニー・メルボルン)のジャズフェスティバルに参加。
2008
キューバ(ハバナ)のビジュアル芸術開発センターで行われた「田中真聡キネティック造形多角展示会」においてパフォーマンスを行う。
「マイクロソフト・コンファレンス2008」のオープニングアクトの作曲とパフォーマンスを行う。
「The WILL」エクスポジャズフェスティバルに出演。藤井郷子カルテットに参加。
台湾ドラムコンテスト「第1回 ドラムバトル・イン台北」のゲスト審査員で出演。
2009
藤井郷子ma-do で7カ国13ヶ所をまわるヨーロッパ ツアーに参加。
尺八奏者 米谷智のアルバム「うたごころ」のプロデュースをする。
藤井郷子ma-do でリュブリャナ・ジャスフェスティバル(スロベニア)、ノースシー・ジャズフェスティバル(オランダ)に参加。
The WILL で横浜ジャズプロムナードに参加。
中国人民政府主催、天津で行われた七條慶紀ヘアーショーに参加。 青山円形劇場で行われた浅野太鼓主催のイベント響和祭を演出構成する。
新たに尺八 小濱明人等とLOTUS POSITION 結成。
2010
パリ在住サムライアコーディオン奏者 taca のツアーに参加。
The WILL で11ヶ所のツアーを行う。
大阪万博公園で行われた「白夜 北欧の音楽ピクニック」でスウェーデンの伝統楽器を吹くヨーラン・モンソンと共演。
芝居「どん底幕末伝」に参加。
フラメンコダンサーAMIとThe WILLの共演「Movement」を行う。
幕末維新祭り「松陰ジャズナイト」に伊藤多喜雄をゲストに参加。
AMI triangulo & The WILL「狂詩曲 rhapsody」銀座博品館劇場公演を演出構成する。
2011
藤井郷子 ma-doで、オーストラリアツアー、北米ツアー、ヨーロッパツアーを行う。
林正樹率いる Stewmahn のアルバム「Crossmodal」に参加。
大輪茂雄 脚本、三越劇場で行われたミュージカル「イブモンタン 彼を憎んだ女と男」に参加。
「マイクロソフト・コンファレンス2011」のオープニングアクトの作曲を行う。
AMI & 堀越 彰「Quartier Latin」銀座博品館劇場公演を演出・構成・出演する。
アメリカから来日したホルン奏者 リチャード・トッド ホルンリサイタルに参加。
2012
アコーディオン奏者 taca のグループ taca Wind of Legend のアルバム「Spring Storm」発売、ツアーを行う。
ニ胡奏者 チェンミンのライブやコンサートに参加。
ロックキーボード奏者篠原信彦のアルバム「世界の街道をゆく」に参加。
コンテンポラリーダンサー 菊池純子構成の公演「LINK」に参加。
都内に2カ所のドラムスクールを持ち、3才から中学生迄を対象としたキッズ・クラスも行っている。