えまお ゆう(本名:福岡 文世(ふくおか ふみよ)、1967年9月17日 - )は、東京都目黒区出身の女優である。宝塚歌劇団卒業生(元雪組男役トップスター)。2008年9月1日に芸名を絵麻緒 ゆう(えまお ゆう)からえまおに変更し、その後2010年に現在の芸名に変更した(一部の記事を除き、記述は「絵麻緒」で統一する)。公称身長166.5センチ、血液型O型。出身校目黒星美学園高校、愛称ぶんちゃん。来歴高校2年修了後の1985年、宝塚音楽学校に合格。1987年、73期生として宝塚歌劇団に入団。入団時の成績は4番。『宝塚をどり賛歌/サマルカンドの赤いばら』で初舞台を踏む。同期に女優の天海祐希(1993年 - 1995年まで月組トップ)、匠ひびき(2001年 - 2002年まで花組トップ)、歌手の姿月あさと(1998年 - 2000年まで宙組トップ)の3人の元主演スターのほか、女優の青山雪菜(元娘役スター)らがいる。同年星組に配属。以後星組の新人公演で主要キャスト、1993年ごろは新人公演主演を果たし星組の男役スターとして頭角をあらわした。麻路さきの星組トップスター時代には男役3番手となり、次代トップスター稔幸の下で2番手となる。星組生え抜きの男役スターだったが、劇団方針により2000年専科に異動(いわゆる「新専科」の1人)。古巣・星組公演出演後の翌2001年、雪組に異動。2002年、轟悠の後を継いで雪組トップスターに就任したが、『追憶のバルセロナ/ON THE 5th』をもって、本公演数1公演のみで退団。退団発表会見では「退団は劇団の方針に従った」と発言した。2008年9月1日に「絵麻緒ゆう」から「えまお」に改名することを自身のブログにて発表。エピソード歯科医の父のもと4人兄妹の末子として出生。星組時代の先輩の英りおは絵麻緒の義姉にあたる(絵麻緒の兄が彼女と結婚したため)。劇作家・矢代静一の妻と絵麻緒の母親が一卵性の双子姉妹で、矢代とはおじ・姪の関係にあたる。矢代は大の宝塚ファンで、自身の次女で絵麻緒の従姉にあたる友子も宝塚入りし「毬谷友子」としてデビューしており、2人の存在なくして宝塚のトップスターにはなれなかったといえる。また、矢代家はカトリックの篤信家で、彼女もカトリックの学校に通学歴があるなどカトリックとの縁も深い。宝塚を受験す
ウィキペディアで続きを読む