HIGHFIVE-CÉ A VI TOKYO 5th Anniversary-Special Guest DJ / Sam Feldt
"俳優以前"、コモンは既にヒップホップ界で最も尊敬される詩的なリリシストのひとりとしてその地位を確立していた。現在までに6枚のアルバムをリリース。『キャン・アイ・ボロー・ア・ダラー?』(1992)、『リザレクション』(1994)、『ワン・デイ・イトゥル・オール・メイク・センス』(1997)、『ライク・ウォーター・フォー・チョコレート』(2000)、『エレクトリック・サーカス』(2002)、2004年には同郷シカゴのヒップホップ・スター=カニエ・ウェストと組み、プラチナム・アルバムに輝いた『BE』を2005年にリリース。『BE』はグラミー賞に4回もノミネートされ、2006年7月にはシングル「テスティファイ」がMTVビデオ・ミュージック賞で2つノミネートされた(その内の1つはベスト・ヒップホップ・ビデオ部門)。そして2007年には7枚目となるアルバム『ファインディング・フォーエヴァー』を前作同様カニエと共に制作し、アルバムは全米アルバム・チャート首位に輝いた。
8枚目となる本作『ユニヴァーサル・マインド・コントロール』は2作続いた同郷シカゴのカニエ・ウェストとの作業から一転し、ファレル・ウィリアムス/ザ・ネプチューンズをメインにアウトキャストの仕事で有名なMr.DJの全面制作によるハイ・エナジーなサウンドに仕上がっている。
また、社会意識の高い彼は先日のアメリカ大統領選挙でのバラク・オバマの勝利に対して「新しい時代が来た!オレ達はもう振り返らない。これははじまりなんだ。・・・2年前、娘はダンサーになりたいと言っていたが、今では大統領になりたいと言っている」とコメントをした。