中西浩二(Synthesizer, Synth Bass) 山本太郎(Sampler, Sequencer) 益子樹(Synthesizer, Guitar, Sampler)
1993年結成。中西宏司、山本太郎、益子樹(ROVO)の3人によるブレイクビーツ・テクノ・ユニット。当初からライブにこだわり、“現場”でしか生まれえない独自のトランス感に溢れたパフォーマンスによって、日本のクラブやレイブ・シーンの黎明期に多大なるインパクトを残す。
96年、ドイツのレーベルからリリースされたアルバム『DUB IN AMBIENT』を皮切りに、98年『Enemy? or Friend!?』、01年『VERSUS』など国内外より作品をリリース。「RAINBOW2000」「FUJI ROCK FESTIVAL」「METAMORPHOSE」など数多くのビッグイベントに出演。他に染まることない独自性と様々なジャンルをクロスオーバーさせたサウンドとライブスタイルで特異な存在としてクラブシーンでの立場を築く。
2000年前半に起こったクラブシーンの変貌期に一旦ライブ活動を控えるも、2011年頃より活動を緩やかペースで再開する。今年(2017年5月)には16年ぶりとなる待望の3rdアルバム『MIRAGE』をリリース。
ミニマリスティックにグルーヴするシンセベースとドラムマシーンのリズムにファンキーなサンプリングとシンセが彩りを添え、エレキギターがロック感を与えるサウンドは、2017年現在も変わることがない。