ベルリンのErrorsmithは90年代半ばよりドイツのクラブ・シーンでリスペクトされる人物あり、ベルグハインのレジデントFiedelとのMMM、Soundstream / SoundhackとのSmith n Hackのコラボレーションや自身のリリースを通じ、新しいリズムと音のシェイプへと導くオープンマインドになるため、Errorsmithは音楽ジャンルの境界線を遊んでいる。クラブに根ざすその音楽は実験精神の耳で技巧され、心地よくそそりあげる身体性を作り出している。またNative Instrumentsのために開発される、お気に入りのシンセサイザー・プラグインRazorでも知られ、自身のソフトウェア・インストゥルメントでプロダクションとライブ・セットの両方の基礎を形成する。2015年に〈PAN〉からリリースされたMark Fellとの12"のコラボレーション『Protogravity』が人気を博し、Wire MagazineやFactの年間ベスト・チャートへ多数選出、Unsoundで依頼され作成した新しいライブ・セットは、2016年のRAにおける5つのキー・パフォーマンスに選ばれる。20年のキャリアを経て、2017年に待望のアルバム『Superlative Fatigue』を〈PAN〉から発表。